こんにちは、さすらいインコです。
今日は久しぶりの晴れ間が見え、素敵な風景を今朝見ることができました。こちらは通勤途中の朝の公園です。
今日は転職について。
自分の考えも整理するために書いて見ます。
もうすぐ日本に帰るので、自分の興味のある企業や団体に直接連絡を取って見に行ける状況になります。
私の勤務先は、もうほぼ潰れる可能性のないところで、福利厚生もしっかりしているのですが、激務で身体を壊すか心配です。
イタリアに来る前なんか、残業は当たり前、終電間際もよくあり、終電を超えてタクシー帰りも頻繁にありました。平日は仕事をするだけで精一杯、土日もたまに勤務、休みだったとしても平日の疲れがたまっていて元気が出ず、子供と遊んでてもついついうたた寝…という状態でした。
仕事は忙しいものの、やたらと意味のない詳細な点に多大な労力を費やし、体裁を整える作業が大半、本当に意味のある仕事、時間をかけるべき仕事はどれだけあったのだろうと思います。
現場は遠く、自分のやっているこの作業がどうやって現場の人たちに役立っているのか、よくわからなかった。
家族との時間も満足に取れず、一体自分は何のために働いているのかも、よくわからなくなっていました。
こちらにいると色々な国の人と話すのですが、自分に大切な気づきをくれたフランス人の意見を書きたいと思います。
彼女の意見では、我々現在20,30歳代の人にとっては、これまで言われていたような「安定」はほとんどの企業で既に存在しない。仕事を定期的に変えなくてはいけない時代に突入してるとのこと。だから、自分の好きなことが何なのか、自分が大事だと思っていることは何なのかを考え、将来の安定は考えても担保されるものじゃないので、自分の好きな仕事をすべきだ、という意見でした。
ヨーロッパはもともとそのような文化だと思いますが、日本でも最近そういう傾向がありますよね。昔は転職なんて一大事、でしたが、今はよく聞くことです。
私の場合の希望は、
◯ 転勤がない
◯ 子供が転校しなくて済む
◯ 大都市で通勤は嫌だ
◯ 家族と一緒に住める
◯ 身体を壊すくらい働くならある程度の給料で良い
というものです。
これを踏まえると、明らかに今の職場ではどの希望も達成できそうにありません。
良い点といえば給料、潰れないこと、クビになりづらいことぐらいですが、それらもこのご時世どうなるかわかりません。
安定しているという職場ですが、あまりのストレスに体調不良が続き、潰瘍に気づかないうちになっていたこともあり、そういう意味では安定していないのではとも思います。
書いていて思いましたが、やはり私には今の職場は合わないのだと思います。
決心するのは、自分。
人が何と言おうと、自分の気持ち、取り巻く状況を一番分かっているのは自分です。
決断するのは怖い。辞めるのは怖い。
だけど、続けるということも結局「続ける」という決断をしているんですよね。
悔いのない人生にするために、仕事を選んでいきたいと思います。