こんばんは、さすらいインコです。
今日娘と話していたところ、こんな会話をしました。
娘「お父さんの仕事ってどれくらいつまんないの?」
私「毎日辞めたいと思うくらいつまんないよ」
娘「私の仕事(幼稚園に行くこと)は行く前は嫌だけど、行ったら楽しいよ。」
私「そうだね…お父さんは楽しいと思える仕事がやりたくて転職するんだよ。次の仕事は楽しみだよ。」
娘は私が仕事を辞めること、自分でも楽しめそうな仕事を見つけたから転職することを私と妻の会話で知っています。
娘からしたら、何故面白くない仕事を続けるのか、分からないのだと思います。
娘は、私の言葉を聞いて私の笑っている似顔絵を描いてくれました。
私も生活のため、と思って我慢してきましたが、本当に生活のために今の職場で働き続けなくてはいけないのでしょうか?
仕事って、幸せに生きるための手段なんじゃないですか?
生活レベルを維持することと、自分自身が幸せに働くことや家族と一緒に仲良く暮らすこと、どちらが大切なんですか?
私はこの問いかけをひたすら四年間続け、転職を決意しました。
転職を考える時に常に頭をよぎったのが、私の父親でした。
私の父は家が貧乏だったため工業高校に行き、高卒ですぐに就職しました。
それからひたすら同じ会社に勤め上げ、35年働きました。
父はマイホームを郊外に購入し、単身赴任も一度もないままある程度の給料をもらい、私たちを育ててくれました。私たちも経済的な不自由はほとんど感じませんでした。
でも、私には父が幸せには見えませんでした。
父は朝早く、私たちが起きる前に家を出て、帰りはほとんど私たちが寝てから、早く帰ってきたと思ったら体調不良で帰宅後すぐ就寝。
土日も疲れているのか、なかなか朝起きて来ず、昼間は好きでもない付き合いのゴルフの練習などで、私たちと遊んでくれる時間はそんなになかった記憶があります。
退職間際の頃は、あまりにもひどい上司の叱責に、鬱病寸前まで追い込まれたそうです。
母はそんな父の生活を当然のものとして受け入れ、ほぼ母一人で家事、育児、さらにはパートまでこなしていました。
今の私世代からすると、
「何故そんな会社で働き続けたのか?他の選択肢はなかったのか?」
という疑問が湧いてきます。
私の父世代はたしかに転職はかなり珍しかったと思います。
でも、今は違います。
私たちは、仕事を変えられるんです。それも自分たちの親世代とは比にならないくらい簡単に。
私は、家族と一緒に暮らしたい。
子どもと一緒に遊ぶ時間が欲しい。
少しくらいお金がなくても良いから、楽しい仕事、自分のやりたい仕事がしたい。
そうすると、今の仕事を続けるという選択肢はなくなり、次の就職先は少なくとも今のところ私の希望を満たしてくれそうな職場です。
私の父も、私の希望や決断を理解してくれ、転職を応援してくれています。
新しい令和という時代が、少しでも多くの人が、自分のやりたい仕事をしながら生きていける時代になって欲しい。
そんなことを考えた一日でした。
それでは、明日もまだ連休4日目、楽しみましょう!
仕事の人もいると思いますが、明日も頑張りましょう!