こんばんは、さすらいインコです。
今日はまたまた引越関係なのですが、18歳で家を出て約15年でおそらく9回の引越をした私の経験を共有したいと思います。
これから引っ越す誰かのためになれば嬉しいです。
今回は退去時の費用を抑えるために、入居時にできることです。
まずは不動産屋に、いい意味で「めんどくさい客」と思わせることです。
退去時にこれまで良くあったのが、
「ここも壊れてますので直してください」とか、
「ふすまが破れてたので張替えです」とか、
色々言われ、退去時の費用が膨らんでいくパターンです。
私は最近では60万円超の請求をされたことがあります…
この金額は流石にひどいので、交渉して1/3に抑えてもらいましたが、それでも大金です。
その前は2年半しか住んでなかったのに15万円を退去時に取られましたね。
こういう事態に陥った時に決まって思うのが、
「入居時に徹底的に写真を撮っておけば良かった(特に損傷している部分)」
「入居時に貸主と部屋の隅から隅まで状態を確認し、紙で記録を残しておけば良かった」
ということです。
さきほどいい意味で、「めんどくさい客」と思わせる、と書きましたが、その理由は、向こうもこちらが注意深く、またある程度賃貸物件に関する知識を持っていると分かれば、そんなに無茶苦茶なことはしてこないはずです。
無知な人に法外な金額をふっかけて、「もらえればラッキー」くらいに思ってますよ、きっと。
入居時には不動産屋は、
「そこまで神経質に見なくていいですよ」とか、
「そんな細かいところまで記録に残さなくていいですよ」とか
言いますが…
全部無視してください。
ひたすら自分の気の済むまで、時間をゆったりと使ってひたすら記録を残してください。
今の時代、携帯で写真を撮ればかなりいい画質で記録を残すことができます。そして、GooglePhotoでクラウド上に上げてしまえばもう安心です。
携帯が水没しても、なくなっても証拠写真は残ります。
記録の紙ですが、通常不動産業者が持ってきてお互いに同じものを保管するようにしてくれますが、中にはテキトーに終わらせようとする業者もいます。
なので、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」、8ページと9ページにある確認リストを印刷していってください。
http://www.mlit.go.jp/common/000991391.pdf
業者がチェックリストを持ってくるかどうかにかかわらず、業者に見せつけるようにこの書類を持ってるだけでも、「めんどくさい客」と思わせる効果があると思います。
ホントに何も持ってきていなかったら、これに全部チェックし、お互いにサインすることをオススメします。
そして退去時に、自分が何もダメージを与えていないものについて修理するよう言われたら、その時に写真と入居時に作成した書類をもって説明するんです。
写真も書類もない場合、我々入居者はかなり不利な立場になり、業者の言いなりになってしまう恐れがありますので…
今日も長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました!
それでは、また明日!