こんにちは、さすらいインコです。
昨日の夜食べ過ぎて胃もたれし、夜中何度も起きたため眠くて仕方ありませんが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今日は人の指導の仕方について、自分の経験をもとに、
「怒る」
のと、
「相手に考えてもらうように質問する」
どちらが人を育てるのに有効か考えてみたいと思います。
【結論】
「相手に考えてもらうように質問する」方が有効
【理由】
○ 質問することで、自ら解決方法を考えてもらう訓練になる
○ そうすると、自発的に動いてもらえるようになり、そのうち指導も要らなくなる
○ 怒ると相手は自分のプライドを守ろうと「防御」するので、伝えたいメッセージが伝わらない
○ 怒る方も、怒られる方も疲れる
前の職場では、これでもかと言うくらいパワハラ上司のもとに配属されました。
当時うちの局で職員が400人くらいいて、パワハラ上司と言われるのはそのうち5人以下。
そのうち、わたしが仕えたのはわずか2年で2人!
そう言う人たちに共通するのが、
○ 頭ごなしに怒る
○ 感情任せに怒鳴る
○ 怒っているうちに自分で感情をコントロールできなくなる
○ 怒ることで相手を支配し、成果を出せるようになると信じている
と言う特徴です。
話は変わり、突然ですが仕事の目的って、なんでしょう?
「限られた資源で最大の成果をあげる」
わたしはこれが目的だと思っています。
怒る、と言うスタイルでも一時的に成果は上がられるかもしれませんが、それって持続的ですかね?
わたしの経験から言うと、否です。
今は怒られるのが怖いから、みんな嫌々言うこと聞いてますけど、みんな「怒られないように」仕事してるんですよね。
本当は100まで頑張れるけど、怒られない70くらいを超えたらみんなそれ以上頑張らないんですよ。
そりゃそうですよね、そんな怒鳴り散らす人のために働きたくないですからね。
一方、静かに
「成果をあげるためにはどうしたら良いか?」
という質問をして部下に接した場合、どうでしょう?
わたしの今の上司がこのタイプなんですよね。
このタイプの利点は、
○ 質問される方も、質問する方も、お互いにアイデアを出し合って成果を求める
○ 質問される側は、自分で考える力がつく
○ 自分で考えたことには愛着が湧くので、怒られなくても自律的に業務を進めていく
○ 独り立ちが早くなり、上司は楽になる
といいことづくめです。
わたしもこんな上司になれるよう、頑張ります!