こんにちは、さすらいインコです。
「そろそろ家を買おうかな…」
「じゃぁまずアプリで物件探しから…」
ちょっと待って!物件探しの前にすべきたった3つの準備がありますよ!
物件探しから始めるのが普通でしょ?どんな家があるのかもわからないんだからとりあえず見ておかないと…
そうやって家を探し始めるのは、例えるなら「どこに行きたいのか、予算も決めないまま旅に出る」のと同じ!2,3時間もあれば終わるたった3つの準備をしてから家探しを始めるのがおススメよ。遠回りに見えるけど、結果的には自分の買うべき物件が早く見つかるはず!
かくいう私もこの3つの準備をしないまま、物件探しをしてしまった一人。
振り返ればこの3つの 準備をしていれば、何度も物件を見に行かなくても済んだかも…
これから家を買おうとしている方のお役に立てば嬉しいです。
結論:たった3つの準備
物件探しを始める前にすべきたった3つの準備は、
1. ローンで月々払える金額はいくらか計算する
2. 家を買う目的といつまでに買うのかを決める
3. 物件探しから始めるのは間違い、求める家は何かを考える
この3つです。
上記のことをまず考えないと、いつまでも新居が決められません💧
さらに詳しく解説していきます。
ローンで月々払える金額はいくらか計算する
まず、ローンとして支払える金額がいくらか、自分で理解していますか?
それくらい知ってるよ!年収の3割以内でしょ?
うーん…多分年収の3割ギリギリでローンを組むとかなり生活が苦しくなると思うわ。注意した方がいいのが「年収」と「手取り」は結構違うってこと!少し計算してみるわね。
私の場合は月収額面27万円、ボーナスはなしとして年収324万円です。
この「年収の3割」という目安をもとにローンの支払金額を計算すると、
【年間支払額】 324万円 × 30% = 97.2万円
【月間支払額】 97.2 ÷ 12(月) = 8.1万円
となります。
ちなみに、我が家の今の家賃支払い額は月々5.6万円。
この金額で月間収支がほぼプラスマイナス0です。
仮にこの「年収の3割」を目安にローンを組むと、月々の支払額が
8.1万円-5.6万円 = 2.5万円
増えることになります。
え…じゃぁこれまで通りの生活を続けて年収の3割でローン組んだら毎月2.5万円の赤字なんだ…
そうなの。実際に計算してみると「年収」の3割でローンを組むと生活が厳しくなると思うわ。かなり貯金ができている人なら「年収」の3割でもこれまで通りの生活はできると思うけど、貯金できる金額が減るわね。そこで提案したいのが、「手取り金額の3割」を目安にローン支払い額を決めることよ。
私の場合は月収額面27万円ですが、手取りは21万円です。
この手取り額の3割を月々の支払額とすると、
21万円 × 30% = 6.3万円
となります。
手取りは月収よりもかなり低いんだね…
そうなの。税金や年金掛け金をひかれた後が手取りになるから、手取りの金額は月収よりもかなり少なくなるわ。手取り月収の3割でローンを組むのが現実的よ。
さらに詳しくはこちらのブログ記事でご紹介してますので、参考にしてください!
家を買う目的といつまでに買うのかを決める
そもそも、皆さんどうして家を買いたいのでしょうか?
そして、いつまでに買いたいのでしょうか?
これを考えることが、次に紹介する「求める家は何か」という問いに答えるための第一歩です。
家を買って一人前!と言われてきたから何となく家を買おうとしてたな…
家を買いたい理由は人それぞれ。よく考えてみると、今は「家を買う」のがベストな選択肢じゃなくて、「戸建ての賃貸」の方が良い選択だったりするかも。
私の家を買う理由は、
〇 下に住んでいる人や隣の部屋の人の騒音がうるさい
〇 自分の生活音に気を遣う生活も嫌だ
〇 こどもに家の中で気を遣わせずに遊ばせたい
〇 家賃で払うよりも、家を財産として買って長期間住んで安上がりにしたい
というものです。
そしていつまでに買うか、ということについては、
〇 こどもに転校させたくないので、小学校就学前
ということになります。
これらを考えることで、
〇 家に求めるもの
〇 自分が希望の時期までに家を買うには今からどうすればよいのか
ということを考えられるようになります。
物件探しから始めるのは間違い、求める家は何かを考える
家を探してる方、いきなり物件情報から見てませんか?
わたしも実はそうでした。
ひたすらSUUMO やアットホームアプリで物件を物色する日々。
見るたびに、
「ちょっと高いな…」
「駅から遠いな…」
「少し古いな…」
なんてずーっと物件を見続けて早3ヶ月。
いつまでたっても自分の理想にあう物件が出てこないな…
理想の物件が現れないんじゃなくて、そもそも「理想」としている物件の条件が自分の中で決まっていないだけなのかも?その状態でただ物件情報を眺めていても、永遠に理想の物件は現れないと思うわ…
じゃぁどうすればいいの?
できるだけ細かく自分が欲しい物件の条件を並べるの。敷地の広さ、駅からのアクセスとか、できるだけ細かくね。条件を出し終わった後は、優先順位の上から順に並べ替えるとこの条件リストが使いやすくなるわ。
そこでわたしも早速自分の欲しい情報をまとめました。
多分あなたも、これらの項目をカバーすれば必要な情報が集められると思います↓
〇 広さ(建物面積、土地面積)
〇 部屋数 (例 4LDK)
〇 駐車場の有無
〇 駅からのアクセス(徒歩20分以内)
〇 小中学校からの距離
〇 浴室乾燥機の有無
〇 トイレの数(2つ希望)
〇 ガスの種類(都市ガスかプロパンか)
〇 庭(小さめの庭が欲しい)
〇 日当たり
〇 住所
〇 築年数
〇 中古の場合、リフォーム履歴
〇 値段
〇 見学日、仲介業者
〇 その他自由記載
こうやって一気に条件を並べるとたくさんありすぎて何が重要なのか分からなくなります。
重要な順に、しかも必ず良い条件が欲しい項目について分かるように整理しましょう。
上記の16項目を重要度順に並べ替え、必須項目に●、( )内に具体的な条件をつけるとこんな感じです↓
1.● 日当たり(隣家との距離があり、日中暗くない)
2.● 値段(2,500万円以内)
3.● ガスの種類(都市ガス)
4. 小中学校からの距離(小学校は徒歩20分以内)
5. 駅からのアクセス(徒歩20分以内)
6. 広さ(土地面積は45坪以上)
7. トイレの数(2つ)
8. 駐車場 有
9. 築年数(築30年以内またはホームインスペクションで住宅の健全性確認済み)
10. 部屋数 (例 4LDK)
11. 浴室乾燥機の有無
12. 庭(小さめの庭が欲しい)
13. 住所
14. 中古の場合、リフォーム履歴
15. 見学日、仲介業者
16. その他自由記載
かなりのリストになったね。物件を見に行くときには、このリストをもっていってチェックすれば便利そう!
物件は何件も見に行くから、同じ判断基準で見ていった方がいいわ。一緒に住む奥さんや旦那さんと一緒にこのリストを作って、物件を見に行くとどの物件にするか決めるときにスムーズに決まるんじゃないかな。
こうやって整理すると、自分にとって何が
○ 必須項目
○ あれば嬉しい項目
なのかが分かるようになります。
こうやって整理したことで、うちの場合は、
「トイレが2つほしい🙅♀️❗️」
という妻が言い張っていた必須項目が、実は「あればうれしい」程度の条件であることが明らかになりました。
ここまで条件を整理できれば、不動産屋さんにも
「この条件を満たした物件を紹介してください」
とお願いできて、無駄に何件も見学に行かずにすみます。
まとめ
以上、簡単ではありますが家を探し始める前にすべきたった3つの準備↓
1. ローンで月々払える金額はいくらか
2. どうして買うのか(目的)、いつまでに買うのか(期限)
3. 物件探しから始めるのは間違い、求める家は何かを考える
をまとめました。
みなさんの家探しがスムーズになるお役に立てばうれしいです。
それでは、今日も素敵な一日を🌈