こんにちは、さすらいインコです。
公務員から転職し、ベンチャー企業で働いているサラリーマン。
公務員を辞めたいあなたの背中を押したい。
公務員以外の生き方もあると知ってほしい。
そんな気持ちで記事を書いています。
その後10年勤め、ベンチャー企業へ転職。
この記事ではわたしが国家公務員を辞めた時の経験・失敗をもとに、
国家公務員を辞めたいけど、怒られずに辞めるにはどうすればよいか?
その方法をお伝えしたいと思います。
地方公務員の辞め方も同様かと思いますので、地方公務員の方にも参考になれば幸いです。
退職の伝え方がまずくて、個室に呼び出されて、机ガンガンたたかれながら何度も怒られたな…
今思い返すと、上司の立場に立って考えたほうがよかったかも。伝える順番を工夫すればそんなに怒られずに仕事を辞められたんじゃない?
私の場合、伝える順序などが間違っていたせいで、公務員を辞めたいと上司に伝えたらめっちゃ怒られました…
が、今思えばこうすれば怒られなかった…と思う点がたくさんあります。
これから公務員を辞めたい人にとって、私の体験とアドバイスで、スムーズに怒られずに辞める助けになれば嬉しいです。
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国家公務員の辞め方:怒られないための理想の手順
国家公務員だった私の退職交渉スタートは、今思うと怒られるに決まっているものでした。
怒られるのが怖くて、上司には転職活動を始めていることも何も伝えていなかったからです。
内定が出たその日に突然、
「仕事を辞めたいです。転職先はココです」
と伝えたんですよね。
結果、かなり怒られました。そりゃもうこれでもかってくらい怒られましたね…
特に上司の怒られたのが、
国家公務員在職中に転職を決めた(内定を受けた)のと退職を伝える順番です。
上司としては、
「今の職場に相談してから次の会社からの内定を受けるべき」
という考えです。
こんな怒られ方を避けるためには、次の順番で辞める必要があります。
(1)退職交渉開始:上司に仕事を辞めたいと相談
(2)上司から慰留される
(3)それでも仕事を辞めたい理由を伝え、転職活動を開始
(4)上司がそのまた上司に報告
(5)その間に転職先に内定もらう
(6)上司に退職と転職先の報告
(7)退職願を提出
(8)退職の事務手続きが開始
こういう順番なら怒られずにすんだかもな…
やっぱり今の職場の上司のメンツもつぶさないように退職を進めるのが、上司からも怒られないしスマートよね。
ちなみに、国家公務員の場合は(7)の退職願を提出してしまえば、そのあとは退職に向けて様々な手続きが自動で進んでいきます。
地方公務員、一般企業であっても同じ流れかと。
大変なのは(7)まで。心折れないように、コツコツ進めていきましょう。
どんなに怒られても、慰留されても、ひたすら「辞めます」と伝え続けましょう。
毎日怒られるばかりで、手続きが遅々として進まない感じもするかもしれません。
自分はやっぱり辞められないのでは…なんて思うかもしれません。
でも大丈夫。
一度退職の意思を伝え、その意志が固いと判断すれば、公務員であっても、会社員であっても組織は退職に向けた手続きを開始します。
「辞めたい」その思いが固まった人間であれば、組織としてもそのまま働かせておくのはマイナスなことしかありません。
具体的なマイナスの影響は、
- 勤務態度が悪くなる
- 成果が出なくなる
- 同僚に悪影響を与える
など、数多くのデメリットがあります。
組織からしても辞めたい人は辞めさせるのがベストなので、辞められないなんてことはありませんよ。
1つずつ、進めていきましょう。
怒られていると心折れそうになると思います。
そんなときはこちらの記事を読むと心折れずに済みますよ。
転職活動開始から退職交渉までの現実的な手順
ただ実際に転職活動してみると、上記の理想の順番で実際に進めるのは不可能に近い。
つまり、怒られないようにするのは至難の業です。
わたし自身も「怒られるのも仕方ない」と思い、内定が決まったあと、上司に突然伝えるパターンを選択しました。
その結果、ものすごーく怒られましたので、皆さんにはおススメできません。。。
理想の順番は分かるけど、実際この順番で進めるのってめっちゃムズイ…
内定ももらっていないのに今の職場に転職活動を伝えるっていうのは危険な感じ…。
転職活動を妨害するために地方や忙しい部署に飛ばされたりするかもね……
そこで私が「こうすれば怒られなかったかも」と考えたのは、次の手順です。
(1)公務員在職中に、転職活動をコッソリ開始
(2)転職先で内定もらう
(3)内定もらったことは上司には伝えずに「上司に仕事を辞めたい」と相談
(4)上司から慰留される
(5)それでも仕事を辞めたい理由を伝え、転職活動を開始することを伝える
(6)上司がそのまた上司に報告
(7)(5)から2週間くらい経った後、内定もらったこと、転職することを上司に伝える
(8)退職願を提出
(9)退職の事務手続きが開始
こうすれば、仮に(5)の後、突如転勤の辞令が出たとしても、既に内定はもらってしまっているので安心です。
上司としても、事前に相談を受けている形になっており、上司としての自分が軽視されている感じは受けないでしょう。
これで怒られる可能性も下がります。
国家公務員の退職交渉:怒られないための方法まとめ
国家公務員を辞めたい方が怒られないようにするためには、まずは今回紹介した次の手順を守るのがおススメ。
(1)転職活動をコッソリ開始
(2)転職先で内定もらう
(3)内定もらったことは上司には伝えずに「上司に仕事を辞めたい」と相談
(4)上司から慰留される
(5)それでも仕事を辞めたい理由を伝え、転職活動を開始することを伝える
(6)上司がそのまた上司に報告
(7)(5)から2週間くらい経った後、内定もらったこと、転職することを上司に伝える
(8)退職願を提出
(9)退職の事務手続きが開始
そうすることで、今の職場、特に直属の上司と形だけでも、退職を伝える前に相談できます。
この相談をすることで、上司としては
「今の職場も大切にしてくれている」
「自分は頼りにされているから相談してくれたんだ」
という意識を持たせることができます。
そうすれば、その後退職を伝える段階になっても、事前に相談を受けている分、ショックや怒りが和らぐはずです。
転職活動をして実感したのは、
・最も難しいのは、新しい働き先で内定をもらうことではなく、退職交渉
・今の職場を円満に辞めることのほうがよほど難しい
ということです。
怒られるのが怖くて今の仕事が辞められない方へ。
私もそんな一人でした。
今の上司がどんなに怖くても、長い人生で考えれば怒られるのは所詮一瞬です。
今の仕事が嫌いで辞めたいのなら、一瞬(長い人生で考えれば、ほんの一瞬です)嫌な思いをすればその嫌いな仕事から離れられます。
・これから何十年も嫌な思いをする
・一瞬怒られる
どちらが良いでしょうか?
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わたし自分の経験談をこちらにまとめています。
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怒られても心折れないようにする対策も【経験談】退職交渉で疲れるあなたの心を守る3つの方法にまとめています。
公務員から転職したい方は、ぜひ見てみてください。
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心が折れる前に、誰かに相談しましょうね。
今このブログを読んでくれたあなたも、好きな仕事に転職できるように祈っています🌈