こんにちは、さすらいインコです。
あなたはいずれ、持ち家が欲しいですか?
物欲のない私ですが、家だけはホントに欲しい…
でも住宅ローン、何も考えずに組むと住宅業界のエサになってしまいますよ。
それが露骨に出ているのがこのツイートです↓
このツイート、家を買う前にみんなに見て欲しい。
— さすらいインコ@官僚からベンチャーに転職してみた (@sasuraiinko) September 29, 2019
思い出して欲しいのは、
○ 住宅ローンは結局借金
○ 「ローンの金額で家が持てる」はウソ。
本当の家を持つコスト=「ローンの金額」+固定資産税+戸建であっても修繕積立金
○ ローン返済期間が長ければ長いほど、払う総額もリスクも増える https://t.co/AOt5xLxvth
不動産業界のエサにならないためにも、最低限の知識を持つことで、日々の節約とは比べ物にならないくらいのお金が節約できますよ。
ちなみに、私が勉強した本はこちら。
特に重要だと思ったことをこの記事の中に書いていきます↓
ローン以前の住宅購入の常識 (講談社の実用BOOK)[本/雑誌] (単行本・ムック) / 竹下さくら/著
・家を買いたいと思ってて、ローンを目いっぱい組んでいい家を建てたい
・でも家の購入についてまだ勉強できてない、または始めたばかり
総支払額がかなり少なくなる元金均等返済
「ローンといえば毎月返済額が一定」
こういうイメージが大半だと思います。
ローンで買って月々の返済額を一定にすれば、賃貸に住んでいるのと変わらない支払いで家が持てるよね。
月々の返済額が一定のこの支払い方法が、実は損する払い方…別のローンの返し方の方が総支払額が減るんだけど、あまり知られてないのよね…
でも実は、この月々の返済方法は大きく分けて2つあります。
この良く知られている月々の返済額が一定になるのはそのうちの1つで、「元利均等返済」と呼ばれるもの。
ですが、実は総返済額を見ると損な支払方法なんです…
総支払額を少なくするには、別の支払い方法である元金均等返済の方が圧倒的にお得。
元利均等返済とはこの名の通り、元金と利息があわせて一定額となる返済方法です。
分かりやすい反面、あとで紹介する元金均等返済と比べて総返済額が大きくなります。
ローン以前の住宅購入の常識からの抜粋をすると、
これは借り入れ当初の毎月返済額が多くなるが、支払う総額はたとえば3000万円、30年返済、金利3パーセントで借りた場合、毎月返済額が変わらない元利均等返済より200万円少なくて済む。この元金均等返済はこちらが言わないと試算してくれない。
とのこと。
なぜか、家を買う側から言わないと自動的に元利均等返済になるみたいだね…
なんで安い方を紹介してくれないの!って怒りたくなるわ…
安い方でやってくれればいいのに…と言いたくなりますが、金融機関も儲けようと必死なんで理解しましょう…
自分のみは自分で守るしかないのね…
一方、元金均等返済は返済開始当初は返済額が大きいのですが、返済が進むにつれて月々の返済額は少なくなっていきます。
元金均等返済の返済額の変化についてもっと詳しい説明が読みたい方は、フラット35のホームページをご覧ください↓
https://www.flat35.com/loan/atoz/04.html
「好きなものは後にとっておく!」とか、
「最初は苦労しても良いから総額で払う金額を抑えたい!」
という人には圧倒的に元金均等返済がオススメですね。
ちなみに、わたしも食事の時は好きなものは最後に残しておくタイプ(笑)
ローンの払い方もあとが楽になった方が嬉しいので、元金均等返済を選択しようと思います。
住宅に住宅性能評価書が付いていたらお得
住宅性能評価制度は平成12年から登場した国の住宅性能表示制度です。
簡単に言うと、
・構造の安定性
・防火性
・維持管理のしやすさ
・暖房や冷房を効率的に使えるか
などの10分野32項目に1~3点をつけています。
こうすることで、さまざまな工法で作られた家を横断的に評価できるようになるんです。
これで私のようなシロウトでも、ある程度住宅の評価ができるね。
建売の戸建って、なかにはテキトーに作られてるものもありますよね。
でもこの評価書があれば、
「きちんとしたもの作ってるからちゃんと見て!」
みたいな、ある程度売主の真摯な姿勢が見えます。
また、この住宅性能評価書があれば、
○ 地震保険料を10%から30%割引できる書類になる
○ 金利優遇ローンが使える
○ 転売時にプラス評価になる
などなどの利点があるようです。
新築を選ぶ際、もしこの住宅性能評価書がついている物件があればプラス評価ですね。
家の火災保険は自分で探して選ぶ
不動産屋さんで賃貸契約をすると必ずと言っていいほど、不動産屋さんから火災保険の案内が来ます。
ただし、注意してほしいのが、彼らが持ってくる火災保険は割高な場合があることです。
賃貸契約と火災保険は別なので、必ずしも不動産屋さんの言う通りの火災保険に入る必要はありません。
私は自分にあった割引制度の火災保険を選ぶようにしました。
いろいろな割引があるんだね!例えば、ノンスモーカー割引、新築割引、防災機器割引とか…探せば何か割引適用になるのが一つくらいありそう。
火災保険一括見積もり依頼サイトから簡単に比較できるので、自分で選ぶことをおススメします。
家の購入後は死亡保険を見直す
家を購入した場合、半強制的に入るのがこの団体信用生命保険。
団体信用生命保険に加入後は、死亡保険を削減する方向で見直しましょう。
団体信用生命保険は万が一、
・住宅ローンを借りた人が死亡した場合
・または高度障害状態になった場合
残りのローンをこの保険が払ってくれるというもの。
万が一世帯主が亡くなり収入が減少したとしても、ローンの支払いは免除され、家が資産として残ります。
ローンが免除されれば、その金額分は生命保険の金額を減らせるはず。
生命保険など固定費の削減は生活レベルを落とさずに節約できる貴重な手段です。
生活を楽にするためにも、ぜひ見直しを必ずしましょう。
住宅ローンで知っておきたい必須の知識4選まとめ
一生で一番高い買い物の家。
ほとんどの人が家を買う時には住宅ローンを利用しますので、ローンの組み方は慎重に慎重を重ねたいですよね。
そんな人生最大の買い物に必須の住宅ローンについて知っておきたい4大項目、
1.断然お得な元金均等返済
2.住宅に住宅性能評価書が付いていたらお得
3.家の火災保険は自分で探して選ぶ
4.家を購入後は死亡保険を見直す
についてご紹介しました。
日々のランチのように、
「今回失敗したけど、次の家探しは気を付けよう」
のようにはいきません。
後悔しないために、まずは勉強しましょう。
まずは毎日のスマホいじりを少し控えて、家探しの本、読んでみませんか?
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それでは、良い一日をお過ごしください🌈