こんにちは、さすらいインコです。
今日はこの本を読んでいて知った、国土交通省が始めた「安心R住宅」について、調べてみたのでまとめます。
【まとめ】
○ 安心R住宅制度は品質がよく分からない中古住宅を選ぶ上で、一定以上の物件を選別する良い目印になる
○ ただし、この安心R住宅の基準を満たしてかつロゴマークを付けている物件が少なく、物件選びの幅がかなり狭くなる
もう少し深掘りして解説します。
ちなみに、情報源は国交省の下記のホームページですので、もう少し詳しく知りたい方はこちらをご覧ください💁♂️
国土交通省 安心R住宅
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000038.html
上記の国交省のホームページからの抜粋ですが、この安心R住宅とは、
“ 耐震性があり、インスペクション(建物状況調査等)が行われた住宅であって、リフォーム等につい て情報提供が行われる既存住宅をいいます。具体的には、以下の要件を満たすものです。
1 耐震性等の基礎的な品質を備えている
2 リフォームを実 施 済み又はリフォーム提案が付 いてい る
3 点検記録等の保管状況について情報提供が行われる”
という物件です。
わたしも中古住宅を10件以上見てきて思うのですが、やはり素人目には
• この中古住宅が構造的に大丈夫なのか?
• 欠陥はないのか?
という点は気になるものの、分かりません。
この点、この安心R住宅はインスペクションを実施済みで、国が定めた耐震等の品質を満たしていることからも安心です。
しかし難点が一つ。
この制度、任意の制度なのでそもそもこの安心R住宅のロゴをつけている物件が少ないです。
今のところ普通の不動産屋さんの物件情報ではつけられているのを見たことがありません。
また、国交省のホームページにもこの取組を行う団体がいくつか記載されています。
しかしながら、普通の不動産サイトのように物件検索できるのは以下の団体に限られてます。
sumstock (大手ハウスメーカーが作る団体)
上記のサイトも物件登録数が少なく、かなり選択肢が狭まります。
なので、もう少し取組が広がらないと使い勝手が悪そうな制度ですね。
仕事上住む場所を選ばない人や、たまたま安心R住宅が自分の住みたいエリアにある方は、選ぶ基準のひとつにしても良いのではないでしょうか?
みなさんの一日がいい日になりますように🌈
それでは、また明日❗️