こんにちは、さすらいインコです。
キャリア公務員という身分を捨ててベンチャーに転職。
本業のかたわら、ブログという事業を自分自身で育てられるかチャレンジ中です!
株式の売却益や配当がある方は、確定申告で「総合課税」を選択した後、
お住いの市区町村で
「住民税申告不要制度」
を使うと、オトクになるって知ってましたか?
株の売却益や配当では「総合課税」を選択すると、還付金が入るんだよね!
そう!住民税のほうも「申告不要制度」を使うと、配当金にかかる税金が、20%から5%に下がって知ってた?
それは知らなかった…
やらないと損だし、5分で終わるような手続きだから、忘れずにやってね!
この記事では住民税申告不要制度のやり方を、実際にやってみた経験からメモしています。
なぜ「住民税申告不要制度」を活用したほうがトクなのか?
については、こちらのNIKKEI STYLEの記事が詳しいので、ご覧ください。
・NISA口座以外(特定口座)からの配当金や売却益がある
・確定申告は終わったが住民税申告不要制度はまだ申請していない
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- 住民税申告不要制度の申告期限・必要書類・窓口まとめ
- 住民税申告不要制度の申告期限
- 住民税申告不要制度の必要書類
- 住民税申告不要制度の受付窓口
- 住民税申告不要制度の2回目以降の方法
- 住民税申告不要制度 申請様式の書き方
- 住民税申告不要制度の手続きまとめ
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住民税申告不要制度の申告期限・必要書類・窓口まとめ
住民税申告不要制度の申告期限・必要書類・窓口の概要はこちら。
・住民税申告不要制度の申請期限:
住民税の納税通知書が送達される時まで(毎年3月末までなら間に合いそう)
・必要書類:
(1)税務署から返送された確定申告書控え
(2)前年の特定口座年間取引報告書(証券会社HPから入手可能)
(3)源泉徴収票
・市役所受付窓口:確定申告会場
住民税申告不要制度のやりかたについては、お住いの自治体によって異なります。
私の住んでいる市の場合を例に、詳しく書いていきますね。
住民税申告不要制度の申告期限
住民税申告不要制度の申告期限って、具体的には何月何日なんでしょうか?
これが実は、ハッキリしないんです。
住民税申告不要制度の申告期限については、大体どの市町村も
対象となる年度の市・県民税の納税通知書が送達される時まで
にこの住民税申告不要制度を申告すればよい、と記載があります。
2021年3月に市役所の担当者に
「この送達される時までっていつなんですか?」
と聞いてみたんですが、明言は避けられました…
ただ、
「3月中に出せばよいんですかね?」
と念押ししたら、あいまいにうなずかれました(苦笑)
元役人の私からすると、担当者としては明言を避けたいのは良くわかる…
例えば埼玉県の富士見市のHPを見ると、
お住いの市町村で調べたい場合、ネットの検索では、
「(お住いの市町村)+申告不要制度+期限」
などで調べると、欲しい情報が出てくると思いますよ。
住民税申告不要制度の必要書類
住民税申告不要制度の必要書類は、私の市の場合、以下の3つでした。
持っていく書類ではありませんが、
「住民税申告不要制度」を使うための用紙も、市役所の担当者からもらえるので記載します。
実はいろいろ調べて以下の書類も持って行ったのですが、まったく提出を求められませんでした…
- マイナンバーカード
- 銀行の通帳
- 印鑑
- 身分証明書
ただ、お住いの市町村によって違うと思いますので、最初の住民税申告不要制度の利用時には、上記の書類も持って行ったほうが安全です。
市役所まで行って、「あれが足りなかった…」ってまた取りに帰るのも嫌だもんね…
2年目以降は必要な書類が分かるから、最初の年だけガマンね。
住民税申告不要制度の受付窓口
住民税申告不要制度の窓口は、私の場合は「確定申告会場」でした。
対応してくださった方は「徴税課」。
翌年(2022年)以降の書類が、課税課から来ているので、本来の担当はこの課のようですね。
役所の受付に、「住民税申告不要制度を使いたいんですが」と話したら、確定申告会場を案内されたね。
自分で判断せずに、受付の方に聞くのがよさそうね!
この時期、確定申告会場はとても混雑しているため、私は一度行っても整理番号を渡され、
「昼過ぎに来るように」
と指示されました。
手続き自体は5分もあれば終わります。
ただ、待ち時間が時期によってはありそうです。
なので、時間の余裕をもって、ついでに市役所付近で暇つぶしできるよう、本やPCなど持って行ったほうがよさそうです。
住民税申告不要制度の2回目以降の方法
住民税申告不要制度を一度使った後、2回目以降を楽できる方法はないのでしょうか?
今日お話しした試薬の所の担当の方によると、次回以降は
- 市役所から必要書類を自宅へ送ってもらえる
- 必要事項を記載し、返送する
ということができるそうです!
※2022年3月追記 2022年は市役所から「市民税・県民税申告書付表」という住民税申告不要制度書類が送られてきました。
市役所で申告不要制度の手続きをしていると、おそらく市役所の担当の方から、
「来年度も住民税申告不要制度を活用されますか?」
と聞かれます。
その時に「はい」と答えると、市役所の住民税申告不要制度を活用する人リストに入れてもらえ、書類のやり取りだけで済むようです!
これで市役所に来年以降来なくてもいいんだね!
手続き自体はすぐ終わるけど、市役所に来るの面倒だもんね。
しかも来年以降はずっとこういう対応をしてくれるみたい!
配当所得は株式を売却しない限り、毎年得られる収入。
市役所側としても、確定申告に来られるよりも、書類だけのやり取りにしたいのかもしれませんね。
市役所に手続きに行った際、忘れずに
「来年以降は書類を郵送してもらえないか?」
とお願いしてみてください。
住民税申告不要制度 申請様式の書き方
住民税申告不要制度の申請様式の書き方を、忘れないうちにメモしておきます。
さすがに確定申告会場で、「この様式写真撮っていいですか?」とは聞けなかったからね…
簡単な内容だったから、忘れないうちにメモしておこうね!
住民税申告不要制度の様式に書く項目、選択する項目は以下のとおり。
(1)配当金額(手取り)を特定口座年間取引報告書のとおりに記載
(2)課税分類は「申告不要制度」に丸を付ける。
※課税分類は他には「総合課税」「分類課税」もあるが、「申告不要制度」を選択すること
住民税申告不要制度の手続きまとめ
住民税申告不要制度の
・申告期限
・必要書類
・窓口
のまとめはこちら。
※お住いの市区町村によって異なります。
1.住民税申告不要制度の申請期限:
住民税の納税通知書が送達される時まで(3月末までなら間に合いそう)
2.必要書類:
(1)税務署から返送された確定申告書控え
(2)前年の特定口座年間取引報告書(証券会社HPから入手可能)
(3)源泉徴収票
3.市役所受付窓口:確定申告会場
実際の体験談がネット上で見つからず、必要な情報をまとめるのに苦労しました。
私の経験が役に立てば嬉しいです!
それでは、今日も素敵な一日を🌈