【レビュー】樺沢紫苑:精神科医が見つけた3つの幸福

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こんにちは、さすらいインコです。

公務員から転職し、ベンチャー企業で働いているサラリーマン。

本業のかたわら、ブログという事業を自分自身で育てられるかチャレンジ中です!

 

投資や倹約で着実に増えていくお金。

生活に余裕が出てきてはいても、自分の「幸せ」が増えているのか分からなくなっていませんか?

そうなんだよね…自分が何をしていたら幸せなのか、よく分からない…

お金とか年収って数字で見えるけど、幸せって見えないもんね…

そこで出会ったのがこの本「精神科医が見つけた3つの幸福」。

 

この本を読むと、

・幸せは手に入れるモノではなく、そこに既にあって気が付くもの

・簡単にできる幸せになれる方法

ということが、精神科医が見つけた具体的なデータとともに理解できます。

 

・今より幸せになりたい

・なんとなく生活に不満がある

というあなたに読んでほしい1冊です。

 

この記事を読んでほしい人
  • なんとなく幸せを感じられない
  • 今より幸せを感じながら生きたい

 

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精神科医が見つけた3つの幸福から、幸せになるための3つの方法

幸せを感じる2人

精神科医が見つけた3つの幸福」では、幸せに関する知識、具体的な方法がいくつも書かれています。

この記事では、以下の3つを詳しく紹介します。

・3つの幸せを正しい順序で積み上げる

・幸せな人は小さな幸せに気づける人

・小さな幸せに気づけるプチ幸せ日記

それぞれ詳しく書いていきますね。

3つの幸せを正しい順序で積み上げる 

3つの幸せの積み上げ方

OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像

あなたは幸せには3つの種類があるってご存じでしたか?

上の図が3つの異なる幸せの積み上げかたの図です。

 

積み上げていく順番でご紹介していくと、

セロトニン的幸福=心と体の健康

オキシトシン的幸福=つながりの幸福感

ドーパミン的幸福=成功と達成の幸福

 

上記3つの異なる種類の幸せを、間違った方法で積み上げると幸せを感じることができません。

良くわかんない横文字出てきた…セロトニンって何よ…

どんな種類の幸福なのか、カッコ書きにしてあるわ!横文字は覚えなくていいからどんな幸せなのかざっと見てみて!

ここで注意しなきゃいけないのが、

①→②→③の順番で積み上げていく必要があること。

順番を間違えると幸せになりづらいから、気を付けてね。

それぞれの幸せの積み上げ方を、解説とあわせて説明していきますね。

セロトニン的幸福=心と体の健康

海岸でくつろぐ人

セロトニン的幸福とは、簡単に言うと心と体の健康状態が良いと感じられる幸せです。

まずこの幸せが土台にあって、はじめてその上位にあるオキシトシン的幸福やドーパミン的幸福を感じられるようになります。

例えば、

・天気が良くて気持ちが良い

・体調が良くて気分がスッキリしている

・散歩をしていてリラックスできる

当たり前すぎて、注意しないと気づけない幸せがセロトニン的幸福。

風邪をひいたときにはじめて、健康でいられるありがたさを感じたりするよね…。

この前、お腹の激痛であなたが救急に運ばれた後、無事退院できた時、ものすごく幸せそうだったわね…

一番の基礎となる幸せなのに、一番忘れがちな幸福がこのセロトニン的幸福。

 

ついつい当たり前だと感じてしまう、

・健康でいられること

・暖かい部屋でブログ記事を読んだり書いたりできること

も、実は幸せなことですよね。

オキシトシン的幸福=つながりの幸福感

友達と語らう人

オキシトシン的幸福とは、人とつながりをもつことで得られる幸福感のこと。

家族や友達と一緒にいて楽しい、嬉しいと感じるのがこの幸せです。

 

土台にある体や心の安定があって、次に積み上げていくのがこのオキシトシン的幸福ですね。

 

例えば、

・親子で遊ぶなど、パートナーや子供とのふれあい

・友人との飲み会や旅行を楽しむ

・ペットといる時の癒され感

など、他者がいることではじめて生まれる幸せがオキシトシン的幸福です。

昔からの友達と銭湯に行って語り合うのが最近の楽しみ!

友達とのたわいのない会話とかがとても楽しかったりするのは、オキシトシン的幸福だったのね。

人とのつながりは気を付けないと失われていくもの。

ちょっとランチに誘ったり、一緒に出掛けたり。そういう機会を作っていきたいですね。

ドーパミン的幸福=成功と達成の幸福

はしゃぐ2人

ドーパミン的幸福は仕事で成功したり、会社の業績目標を達成した時などに感じる幸福です。

「幸せ」と聞いたときに私を含めて、多くの人が頭に浮かべるのがこの「ドーパミン的幸福」だったりします。

 

例えば、

・スポーツ大会での優勝

・ずっとほしかったものを手に入れる

・昇進や昇給をする

など、ワクワク、ドキドキが伝わってくる幸せですね。

セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福と異なり、ドーパミン的幸福はそこにあることに気づくことで得られる幸せではありません。

何かをすることで得られる幸せで、興奮するような性質がドーパミン的幸福だね!

もっと頑張ろう、って思わせてくれるやる気の源泉がドーパミンと言われているわ。

ただ、もっと欲しくなったり、依存性があるのもこのドーパミンだよね…。

スマホ依存症とか、ギャンブル依存症ドーパミンが原因みたいね…。

ドーパミンって分かりやすい幸せなんですが、その分減っていきやすい幸福感でもあります。

 

例えば、昇進や昇給。

その時はとても嬉しいですけど、数か月たってからでも

「やった!1万円昇給してるぞ!」

って給料日のたびに感じたりはしませんよね?

 

ドーパミン的幸福って激しくて分かりやすいんですが、すぐ感じなくなる幸福感なんですね。

幸せな人は小さな幸せに気づける人

手をつなぐ人

幸せそうに見える人ほど、小さな幸せに気づいていたりします。

 

例えば、朝晴れていた時。

あなたは空を見上げて

ああ、気持ちいい天気だ!

とプチ幸せに気づける人ですか?

 

それとも、同じ空を見上げて何も感じない、または空も見上げない人でしょうか?

 

毎日こういう

「実はそこにある」

プチ幸せに気づくかどうかで一年、一生の幸せを感じられるかどうかが決まってきます。

 

健康でいられること、家族がそばにいてくれることも「実はそこにある」プチ幸せです。

 

同じ日でも良いことも、悪いことも両方あるのが普通。

なんてひどい日だ!

って思う日であっても、一日の中で良いことは必ずあるはず。そこに気づける、焦点をあてることで幸せな一日、一週間、一年にしていけるのです。

その具体的な方法もこの本にはたくさん紹介されてるから、そのうちの一つを紹介するね!

小さな幸せに気づけるプチ幸せ日記

日記を書く人

今ここにある幸せに気づけるように文字に起こしていくのが「プチ幸せ日記」

 

書くことで、今日ここにある幸せに気づき、焦点を当てることができます。

幸福心理学という分野で、アメリカの心理学の権威であるセリグマン教授の実験でも、科学的に実証されている方法です。

 

プチ幸せ日記のやり方は簡単で、

・今日あった「良いこと」を3つ箇条書きでも良いから書く

・寝る前15分で実施する

この「寝る前15分」っていうのがポイント。

人間の脳は寝る前に考えたことをそのまま脳に記憶するとのこと。

記憶のゴールデンタイムとも呼ばれています。

日本のことわざにも「終わりよければすべてよし」っていうのがあるね。

旅の途中でケンカしても、旅の終わりに仲直りして楽しく終われたら良い思い出になるもんね。

プチ幸せ日記はつぎに紹介する3つのどれか、もしくは自分なりにアレンジしてその組み合わせでもOK。

 

無理のない範囲で試してみてください。私は1週間でも幸せをより感じる効果がありました!

① ポジティブ日記

折り鶴

心と体の健康で感じられるセロトニン的幸福を感じられるのが、ポジティブ日記。

1日であったささいな事でも、「良かったこと」を書いていきます。

 

例えば、

・久しぶりに晴れて、洗濯物がたくさん干せる

・残業せずに家に早く帰れて、家族で一緒にご飯が食べられた

・ランニングで5kmも走って気分爽快!

などです。

どんなに大変な日でも、3つくらいは良かったことがあるよね。

 

② 親切日記

老夫婦

人とのつながりで感じられるオキシトシン的幸福を感じられるのが親切日記。

 

1日でほかの人にできた親切をどんな小さなことでもよいので書いていきます。

例えば、

・奥さんの代わりに朝ご飯、晩御飯のお皿洗いをした

・見知らぬおばあちゃんに道をゆずってあげた

・両親に誕生日プレゼントをあげた

などです。

意識しないと少し難しいのがこの親切日記ですね。

少し難しいけど、親切をしようと思うと人にやさしくなれるわね。

カフェで後から来る人のためにドアをおさえておいてあげるのも、小さな親切だよね。

③ 感謝日記

ありがとうの文字

これも人とのつながりで感じられる、オキシトシン的幸福を感じられる日記。

 

1日3回、誰かに感謝することを見つけてその人に

「ありがとう」

を伝えていきます。

 

感謝するだけでもオキシトシンが出ますが、口に出して「ありがとう」と伝えると、オキシトシンの効果が強まりそうですよね。

 

例えば、

・いつも料理を作ってくれる奥さんに「ありがとう」

・カフェでコーヒーを持ってきてくれる店員さんに「ありがとう」

・仕事の依頼をいつも受けてくれる同僚に「ありがとう」

などなど。

っていっても、口に出すのは恥ずかしいよ…

最初は難しいかも。無理せず覚えておいて日記に書くことから始めて、慣れてきたら口に出して「ありがとう」を伝えられるといいね。

あなたが相手に感謝を伝えることで、相手の自己肯定感も高まっていきます。

すると不思議と、その相手の自分に対する対応も変わってくるそう。

特に夫婦、家族におススメの方法ですね。

精神科医が見つけた3つの幸福まとめ

幸せな夫婦

幸せって人それぞれの形があって、なんとなく満ち足りないなぁと思う人もいますよね。

このブログを書いている自分もその1人です。

 

この本を読んで気づいたのは、

幸せとは実はみんなすでに持っている

・それに気づくか気づけないかが、幸せな人とそうでない人の違い

だということ。

 

プチ幸せに気づくために、

① ポジティブ日記

② 親切日記

③ 感謝日記

最初は短いメモでも良いので、試してみてくださいね。

 

私はもう3か月この日記を続けています。それだけでも幸せをより感じる効果がありました! 

他にもこの記事で紹介した幸せになる方法が、科学的データとともにたくさん書かれている「精神科医が見つけた3つの幸福」。

 

人生幸せに生きるには必読の本ですので、人生への投資だと思って読まれることをおすすめします。

 

この記事を読んでくれたあなたが今までより、少しでも幸せを感じられるようになったら嬉しいです。

 

それでは、今日も素敵な一日を🌈