【名著:夜と霧から学ぶ】極限の絶望下でも希望を持つ方法

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こんにちは、さすらいインコです。

キャリア公務員という身分を捨ててベンチャーに転職。

本業のかたわら、ブログという事業を自分自身で育てられるかチャレンジ中です!

 

ずっと気になっていたアウシュビッツ収容所の経験を記した「夜と霧」。

ついに読破しました。

おススメされてた本だけど、あまりに悲惨過ぎて、人生で初めて辛くて途中で読むの止めた本だった…

昔の本だからもうあまり読む人もいないけど、極限の絶望下でも生き延びた筆者の経験から学ぶことは多いわね。

読むのに勇気がいる本ですが、本当に読んでよかったと思える本。

夜と霧」を読もうかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

この記事を読んでほしい人

・最近ストレスが増えてきたと感じている人

・人生が思った通りに行かず、イライラしている人

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夜と霧の概要

歩く男性

夜と霧」は大きく分けて2部に分かれています。

 

第1部はアウシュビッツをはじめとする強制収容所で行われた残虐行為の数々の列記。

第2部は著者自身の経験を描きつつ、かつ精神科医として客観的に自身や他の収容者の心理状態を分析した部分。

第1部を読む途中で、生まれて初めて「悲惨すぎてもう読めない」状態になったな…。

歴史として何が起きていたのかを知るには、第1部も役立つよね。だけど第2部だけ読むのでも十分内容は理解できるから、共感力が強すぎる人は第2部から読むのをおススメするわ。

第2部も第1部同様、同じように悲惨なことが起きているのですが、著者が意図的に距離を取って書いているのか、まだ読めますね。

 

私のような本に感情移入しやすい人は、第2部から読むのがよさそうです。

「夜と霧」からの学び

開かれた本

夜と霧」から学べたことをまとめると、

1.人間はいかなる状況でも慣れることができる

2.極限の絶望下でも希望を持ち続ける方法は、「他人のために生きようとすること」

この2つ。

私の中では、強制収容所で生き残った方々が、

「自分以外の誰か、何かのために生きよう」

と思っていた方々というのが忘れられません。

 

極限の絶望下で生き延びられるのは、

・体力のある人でも

・まだ自分の人生でできていないことに未練がある人

でもない。

 

「自分の人生を使って、誰かのために生きるにはどうしたらよいか?」

を考え抜いた人が生き残ったそうです。

 

私自身も

「自分以外の誰かのために生きる」

大切さを実感したのが、イタリアへの赴任でした。

 

お金は十分あるのに、何かむなしい。

自分のためだけに使える時間があるって贅沢なはずなのに、嬉しくない。

あの孤独な生活を続けていたら私も弱ってしまったかもしれません。

 

その時の気持ちをつづった記事がこちらです。

人生に満足できるかどうかって、やっぱりお金じゃないんだなと実感するきっかけになりました。 

www.sasuraiinko.site

 

「なんだか辛い」そう思ったら夜と霧を読もう

海に浮かぶ船

生きていたら

「辛い」「苦しい」「逃げたい」

そう思うこと、たくさんあると思います。

 

ただ、夜と霧に書かれている凄惨な出来事の数々を知ると、

「この時代に生きていられるだけで幸せなんだ」

と改めて感じるはず。

 

また、どんな絶望下であっても、希望を持って生きることの大切さを感じられます。

かなりショッキングな本ではありますが、夜と霧、時間を見つけて読んでみてください。

 

 

それでは、今日も素敵な一日を🌈