こんにちは、さすらいインコです。
公務員から転職し、ベンチャー企業で働いているサラリーマン。
公務員を辞めたいあなたの背中を押したい。
そんな気持ちで記事を書いています。
「公務員を辞めたい」
と周りに伝えると反応は以下の2つが多いですよね。
「公務員の仕事を辞めるなんてもったいない」
「安定している仕事なんだから、続けたら?」
周りの反応を見て
「本当に公務員を辞めてよいんだろうか?」
そう迷っているあなたへ伝えたい3つのことを、10年間国家公務員として働いた私が書いていきます。
この記事を読めば、
・頭の中でモヤモヤ悩んでいることが整理できる
・あなたが公務員を続けるべきか分かる
ようになります。
公務員を続けるにしても、転職するにしても、ぜひ読んでいただきたい記事です。
- 公務員の仕事が好きになれない
- 公務員を辞めたいけど辞める決心がつかない
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公務員を辞めたいあなたへ伝えたい3つのこと
元公務員の私から、公務員を辞めたいあなたへ伝えたいのは次の3つ。
- 公務員を辞めたいと思うのは普通
- 公務員を辞めるメリットはデメリットを上回る
- 公務員を辞める前にすべきこと3選
「公務員を辞めたい」
多くの公務員が一度は考えますよね。
退職の挨拶したら、半分くらいの人が「自分も辞めたい」って言ってきたのが意外だった……
やっぱり多くの公務員が辞めたいと思ってるのよね……
「公務員を辞めたい」と思っているあなたの背中を押すために、民間へ転職した経験からそれぞれ詳しく書いていきますね。
公務員を辞めたいと思うのは普通
公務員を辞めたいと思うのは、おかしな考えではありません。
多くの公務員が一度は考える、普通の考え方です。
私も公務員時代、飲みに行くと
「公務員、辞めたいなぁ」
「でも転職できる気がしないんだよな……」
って言いだす人が多かったですね。
安定していて辞める人が少ないイメージのある公務員。
でも実は2019年には、44,181人の地方公務員が普通退職しています(定年退職や早期勧奨退職を除く:総務省調査) 。
普通退職とは、民間企業への転職など自己都合の退職のこと。
たった1年の間に、4万人以上の地方公務員が辞めているんだね……
国家公務員を入れたら、これ以上の人が辞めてるってことね……
公務員を辞めたくなる理由は、
- 長時間の残業、激務などのストレス
- 仕事は増えるのに人は減らされ続け、未来に希望が持てない
- 数年ごとの異動でスキルが身につかない
などですね。
私は国家公務員として働いていた時、平均で22時過ぎまで仕事をしてました。
国会期間中、予算の時期などは終電にも乗れず、タクシー帰りの日も多かったですね。
国家公務員だけでなく、県庁や市役所に勤めている場合でも、激務の部署は同じようなものではないでしょうか。
家に帰るのはだいたい真夜中……子どもや奥さんと話す時間もゼロ……
週末は疲れ果てて、子供の相手をしながら寝ちゃってたね……
もう7年前のことですが、いつも頭が重く、体調が悪かったのをよく覚えています。
また、
「公務員をこのまま続けてよいのか」
「このままだと公務員以外で通用しない人間になるんじゃないか」
といつも不安でした。
公務員で身につくスキルといえば、役所の中だけで使えるものばかり……
民間へ転職しても使えるスキルって、ほとんどないわよね……
公務員として働くしか生きる道がなくなっていく恐怖をいつも感じていましたね。
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公務員を辞めるのはもったいないのか?
私は公務員を辞めるメリットの方が大きいと判断して私は公務員を辞めました。
公務員を辞めるのがもったいないのかを考えるために、公務員を辞めた場合のメリット&デメリットをノートへ書き出しました。
あなたが「公務員を辞めるべきなのか?」を考えるために、
・公務員を辞めて民間企業へ転職するメリット
・民間企業のデメリット
を元公務員で転職した私の経験をふまえ、くわしく書いていきますね。
公務員から民間企業へ転職して感じたメリットは
- ストレスが大幅に減少
- ストレス解消のための浪費がなくなった
- 無駄な作業がなく、仕事が楽しくなった
- 3,4年ごとの強制的な転勤がなくなる
- 平均して20時前には家に帰れる
一方、公務員と比べて民間でのデメリットは以下が挙げられます。
- 会社がなくなる可能性がある
- 年功序列で給与が上がるとは限らない
- 解雇の可能性もある
- 昇給できるかは自分の能力と会社の業績次第
私の場合、どうしてもやりたい仕事に転職してから、未経験の職種だったこともあり給与は大幅にダウン。
・妻は専業主婦
・子供も小さい
ので転職後の生活費はとても不安でしたが、結局ストレスによる浪費がなくなり毎月貯金もできていますね。
トータルでは、自分でも信じられないくらい生活が良くなりました。
そして何より、公務員を辞めて自分の人生を取り戻せた感じがしています。
強制的な転勤もなくなり、住みたいところに住める。自分がやりたい仕事を選び、専門性を身につけられる。そういう実感があるからですね。
他人にキャリアを決められる人生じゃなくなると幸せを感じやすくなったよね!
お金以外で転職の時不安だったのは、公務員出身でも民間の仕事ができるのかということ。
結局、私の場合は全く問題ありませんでした。
公務員出身でも普通に仕事もできたね!
その人のやる気と能力次第よね。公務員として普通に働けていたら、民間企業でも通用するはず!
公務員から民間企業へ転職したときの変化について、詳しくは【公務員辞めるのもったいない?】転職後の給料・やりがいを公開!でご紹介しています。
給料の変化についても公開していますので、家族もいて転職して生活ができるか不安な方はぜひ。
公務員を辞める前にすべきこと3選
せっかく努力して得た公務員の仕事。
安定した給料、なくならない雇用を持つ公務員を辞めるのはもったいないと思いますよね。
だからこそ、嫌だからといってすぐに辞めてはいけません。
私が転職前にやったことで、おすすめなのが次の3つです。
- 転職先がありそうかチェック
- 辞めたい理由は何なのか深く考える
- 自分の生活にいくらかかるのかチェック
それぞれ詳しく解説していきますね。
転職先がありそうかチェック
まずは公務員在職中に転職先がありそうか、転職サイトでチェックしましょう。
いまの自分の市場価値が年収という形で分かります。
退職してから転職先が決まらず、貯金残高が減っていくのを見るのはとてもツライですよね。
減り続ける貯金に耐えられなくて、ついつい焦っちゃうよね……
せっかく転職するのに、希望にあわないところに就職決めちゃう可能性もあるね……
転職サイトで転職先を探すのは無料。
今の職場にもバレないので、リスクもありません。
同じくらいの給料をもらえて、しかも自分の興味のある仕事が見つかるかもしれませんよ。
大手で、しかも無料で使える
あたりで探してみましょう。リクルートエージェントなら転職エージェントに自分の希望職種や希望給与なども相談できます。
私は友人にも、公務員を辞める前に次の就職先を決めておくのは必須と伝えています。
必ず公務員在職中に次の仕事の内定をもらってから転職することを伝えるようにしましょう。
リクナビNEXTなら、就活をした時と同じように、気軽に転職先が探せます。
本気で転職先を探しているのなら、リクルートエージェントがおススメ。
キャリアカウンセリングなどの相談、手厚いサポートが受けられます。
面談と同時にリクナビNEXTスカウトサービスも利用できるようになります。
エージェントとやり取りするのが嫌な人は、どんな求人が来るかだけでもリクナビNEXTで見てみるのをおススメします。
「30代での公務員から民間への転職は厳しくないのか?」についてはを下記の記事に書いています。
私自身、30代半ばで公務員から転職しましたので、同じ年代の方に参考になるかと。
辞めたい理由は何なのか深く考える
あなたが公務員を辞めたい理由、本当は何なんでしょうか?
「何となく仕事が辛い」
「人間関係がうまくいかない」
公務員を辞めたい理由を深く考えずに辞めるのは、おススメできません。
公務員を辞めたい理由が、
- 一時的に忙しくてツライ
- 今の上司と合わない
- 公務員の仕事自体が好きになれない
どの理由なのか、自分自身で深く考えるのをおすすめします。
公務員は3年から5年に一度は異動があるから、嫌な上司とも数年で別れられるね
今の仕事が辛くても、好きになれなくても数年我慢すれば、別の仕事に変われるよね!
上司や同僚と合わなくても、異動があるおかげで2-3年経てば職場の人間関係はガラッと変わります。
異動で解決するような問題なら、公務員を続けるのもありだと、私は思います。
・利益にとらわれない公務員でしかできない仕事
・倒産やクビにならない安定
など、よい面もたくさん公務員にはあるからです。
でももし、あなたが私と同じように、
- 公務員の仕事が好きになれない
- 長時間勤務で体を壊しそうになっている
- 転勤のたびに家族に辛い思いをさせたくない
のであれば転職をおすすめします。
「なんとなく辞めたい」
と頭の中で考えているとモヤモヤしてきますので、頭の整理には白い紙を使って
- 公務員を続けるメリット
- 民間企業に転職するメリット
を箇条書きで紙に書いていくのがオススメです。
頭の中で考えていることを文字にすると、考えを客観視できるね
冷静に公務員を続けるのが自分にとって良いことなのかとても役立つね!
自分がどう頑張っても公務員の仕事の内容や勤務環境は変えられません。
公務員は組織が大きすぎるので、変わるのに何年、何十年も必要です。
組織を変えるよりも、転職で職場を変えたほうが効率的ですよ。
自分の生活にいくらかかるのかチェック
公務員から転職する前に、自分の生活にいくら必要か把握しておきましょう。
そうでないと公務員から転職した後に
「給料だけじゃ生活費が足りない……」
なんてことになってしまいます。
意外に自分がいくら使っているのか、知らない人も多いのではないでしょうか?
確かに、自分がいくら毎月必要なのか分からないかも……
好きな仕事が見つかっても、給料が自分の生活費より低いなら、その仕事は続けられないわね
毎月の支出の把握には、レシートをスキャンするだけの家計簿アプリマネーフォワードMEがおススメ。
私は2022年3月からずっと、マネーフォワードMEを使っています。
忙しい人でも、家計簿が付けられるアプリだよね
無料で始められるから、ホントおススメね
マネーフォワードアプリの使い心地はこちらにまとめてあります。
家計をラクにしつつも、家計簿に時間をかけられない忙しい人には本当におススメのアプリです。
マネーフォワードを使って作った家計簿を、下にご紹介する記事にまとめてます。
自分でデータ整理しなくても、収支が一目で分かるグラフをアプリが作ってくれますよ。
ちなみに2022年3月は、
- 貯蓄 +77,384円
- 貯蓄率 +22.5%
と貯蓄もしっかりできました。
転職して収入ダウンしても、貯金は意外とできるものですね。
公務員を辞めたい人へ伝えたい3つのことまとめ
公務員を辞めたいあなたへ伝えたいことは、次の3つ。
- 公務員を辞めたいと思うのは普通
- 公務員を辞めても生活できる
- 公務員を辞める前の注意点がある
公務員を辞めているのは、定年退職を除いても年間4万人以上います。
公務員を辞めても、普通に生活ができます。
転職先によっては、公務員の時より残業が減って、しかも給料は増えるなんてことも十分あります。
ただし、公務員を辞める前に次の3つを忘れずに。
- リクルートエージェントで転職先がありそうかチェック
- 公務員を辞めたい理由は何なのか深く考える
- 自分の生活にいくらかかるのかチェック
本気で転職先を探しているのなら、リクルートエージェントがおススメ。
キャリアカウンセリングなどの手厚いサポートが受けられます。
公務員から民間への転職には、職務経歴書の書き方などが難しい場合があるので、プロの力を借りたほうが早いですよ。
添削してもらった職務経歴書で、サクッと転職先が決まったね!
働きながらの転職活動だから、プロの力を借りてラクしないとね
公務員ならではの転職活動を行う際の注意点は過去記事
【国家公務員の退職交渉】怒られないための6つの手順…転職活動開始から退職までを解説!
で詳しくご紹介しています。
元公務員の経験をふまえ、いかにトラブルを避けて辞められるかを解説しています。
たった一度の人生。
その人生の中で、多くの時間を使うのが仕事です。
もし公務員の仕事が好きになれないなら、早めに転職先を探すことをおススメします。
公務員を辞めることより、あなたの一度しかない人生を好きでもない仕事に使ってしまうことのほうがよっぽどもったいないです。
私のように、悩み苦しみながら公務員の仕事を続けるあなたへ。
本公務員の私の記事が、少しでもあなたの役に立てばうれしいです。
それでは、今日も素敵な一日を🌈
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