こんにちは、さすらいインコです。
某経済官庁でのキャリア官僚という身分を33歳で捨て、周囲の反対を押し切ってベンチャーに転職。
私自身、
・官僚(公務員)という民間でつぶしのきかない仕事
かつ
・30代半ばでの民間への転職
は恐怖しかありませんでした。
公務員からの転職ってだけでハードル高いのに、更に30代半ばだったからね…
転職できるか、ホント不安だったよね…
そんな不安の中でも無事民間への転職を実現した私からこの記事では、
・30代半ば&公務員出身でも求人があるのか?
・転職先でやっていけるのか?
・給料が減っても生きていけるのか?
について解説していきます。
せっかく手にした官僚・公務員という身分を捨てる前に、ぜひ読んでいただきたいです。
・30代に入り、本当に公務員から民間へ転職できるのか不安
・公務員から転職した後、給料が減っても生きていけるのか?
30代半ば、官僚でも転職できるのか?
「官僚からの転職は20代のうちに…30代じゃもう遅いのでは?」
これは私自身、ずっと持っていた疑問でした。
ネットを見ても同じような意見がたくさんあります。
これが30代半ばになって民間への転職を決断できない一つの理由でした。
そんな悩みを持っているなら、まずは転職サイトで自分の条件を入れて求人を見てみてはどうでしょうか?
転職サイトはDODA、アプリはWantedly登録してたけど、ホントにたくさん自分でも採用してもらえそうな仕事があったのはオドロキだった!
20代の方が有利なのかもしれないけど、30代でも求人はたくさんあるわ。まずは見てみるのがいいよね。
LIFE SHIFTにも書かれていた人生100年時代。
70代まで現役で働くと考えれば、30代はキャリアのまだまだ序盤。
官僚という安定があったとしても、「30代だから…」という理由で諦めるのは早すぎますよね。
官僚からの転職先が見つかったとして、民間でやっていけるのか?
「官僚」「公務員」というと「つぶしの効かない仕事」の代表格。
仮に民間に転職したとしても、転職後本当についていけるのか?不安ですよね。
私自身も不安でしたし、前の職場の同僚も
「公務員つまんないから転職したいけど、民間でやっていけるのか不安で辞められない」
というのはよく聞きました。
私の経験から言えば、公務員から民間へ転職しても、余裕です。
私自身の経験からお話すると、一か月ほどでかなり慣れました。
3か月目の面談では
「入社3か月とは思えない仕上がり」
と面談で評価を頂きました。
「仕上がり」って料理じゃないんだから…(苦笑)
ここまでの評価を得た理由は、2つあります。
1つめの理由は、官僚や公務員は新しい業務を覚えるスピードが速いから。
ご存じのとおり、公務員は2,3年ごとにジョブローテーションがあります。
そのたびに全く新しい仕事を経験させられ、1か月もたてば
「この人何年前からこの業務してるの?」
と思われるほどベテラン感が出てきます。
異動で勤める省庁が変わったり、はたまた生活する国が変わるのも民間ではなかなかないよね。
民間に転職して感じますが、公務員の人は民間の人と比べても仕事の吸収力が高い、少なくとも同等だと感じます。
2つめの理由は、文章能力の高さ。
官僚は省庁の業務でもう「嫌というほど」文章を作らされます。
しかも、すごいスピードで文章を作る力が求められます。
議事録を超速で作れるのも公務員の凄い能力だよね。
今の職場で「どうやったらそんなスピードで文章作れるんですか?」って聞かれることも多い(苦笑)
きちんとした文章を作れる人は意外に少ないので、重宝されますよ。
官僚からの転職で収入が減っても生きていけるのか?
官僚から転職して収入が激減したとしても、結論、贅沢をしない人なら余裕でやっていけます。
何だったら毎月貯金できますよ(苦笑)
私自身、公務員時代は家賃補助込みで手取り35万円ありました。
ちなみに妻子ありで、妻は転職した今でも専業主婦です。
転職後は手取りがなんと21万円になりましたが、それでも毎月平均6万5,600円貯金できてます。
収入が激減したのに、月々の貯金額が変わらないという不思議(笑)
収入や支出の内訳など詳しくは、こちらの過去記事にまとめております。
ただし、注意点が3つ。
1つ目は官僚・公務員から民間への転職の時点で、「未経験」として扱われます。
収入がガクッと下がるのは覚悟しましょう。
2つ目は、不要な医療保険などを最大限削ったあとの支出(=自分が最低限の生活をするのに必要な支出)を試算すること。
支出見込みをを上回るような収入を確保しないと、貯金がジリジリ減っていくことになります。
試算の結果、
最大限削ったあとの支出>転職後の収入
となるのなら、公務員に残るのもアリです。
3つ目は、高額の住宅ローンなどを組んでいる場合。
ローンはずっと返していくもの。
収入が減った場合について、冷静に収支のシミュレーションをしましょう。
同じ金額で家を購入したとしても、ローンの返済方法を変えれば総返済額を減らすことも可能です。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
30代半ばでの官僚から民間への転職まとめ
30代半ばで官僚から民間へ転職した私の経験から、
「30代でも転職全然できまっせ!」
ということでご紹介してきました。
安定した公務員からの転職は不安はあるけど、まずは調べてみるだけならノーリスク!
求人もあるし、転職後の会社でもやっていけるのが自分で証明できたよね。一番気になってた収入の激減も、贅沢しない人なら問題なさそうで安心したわ。
転職後の収支についてはもちろん個人差はあって、
「俺はレクサス乗りたい」
「私は都内に一戸建て、新築じゃないとイヤ!」
という人は官僚から民間へ転職したら厳しいと思います…
官僚は鬼のように残業させられますが、その分給料もある程度保障されてますからね。
官僚・公務員という仕事が嫌いじゃないなら、安定してる官僚を続けるのもアリ。
官僚という仕事がどうしても嫌で、贅沢もそこまでしたくない方は、転職をぜひ考えてみてはどうでしょうか?
それでは、今日も素敵な一日を🌈