※2021/1/16 22:44更新(国債に関する記載追加)
こんにちは、さすらいインコです。
今日は大切な人、私の場合は妻に伝えたい、
お金に困らないために知ってほしい5つのことをまとめます。
基本的には、以下の2冊や、両学長の動画を参考に書いてます。
・本当の自由を手に入れる お金の大学 [ 両@リベ大学長 ]、
・本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法 [ 穂高 唯希 ]
最近何度か命の危険を感じることがあり、私の奥さん向けに書きます。
あなたや、あなたの大切な人にも役立つことだと思うので記事にもしました。
奥さんには紙で渡したものの、URLとかグラフとかも入れたいので、
ブログにまとめます。
元気なうちから、大切な人に伝えたいことをまとめておくのは大事よね。
あとは、リアルに奥さんに渡した紙を紛失されるのでは、という恐怖があるよ。
そうならないことを祈るわ…
・銀行:1,000万以下で、分散して貯金する
・証券及び投資:インデックス投資を定年まで続け、その後4%で取り崩し
・民間の保険:死亡保険は掛け捨てのもの。それ以外も最低限に
・年金等公的保険:公的年金は老後の収入の柱。健康保険が最強なので民間の医療保険は不要
・人的資本:自分自身が一番貴重な資本
・最愛の妻
・大切な家族がお金に困らないようにしたい人
- 銀行:1,000万以下で、分散して貯金する
- 証券及び投資:インデックス投資を定年まで続け、その後4%で取り崩し
- 民間の保険:死亡保険は掛け捨てのもの。それ以外も最低限に
- 年金等:公的年金は老後の収入の柱
- 人的資本:自分自身が一番貴重な資本
- 最後に:読んでほしい本
銀行:1,000万以下で、分散して貯金する
預け先は分散させて複数に
銀行に預ける金額はどんなに試算額が増えても1銀行1,000万円までにすること。
理由は、利息が少しでもつく普通預金は、保護金額が1,000万円までだから。
詳しくは金融機関が破綻した場合に預金を支払ってくれる、「預金保険機構」のホームページを見てください。
預け先の分散が面倒なら国債を購入すれば権利は保護される
1,000万円以上の預け先、分散が面倒なら国債を購入してもよい。
財務省の下のホームページでも、
振替国債の口座を開設している取扱機関が破綻したとしても、その権利は保護され、利子や償還金が受け取れなくなることはありません。口座は他の取扱機関へ移すことができます。
と明確に記載されている。
これはTwitterで仲良くしてくれている
「もじゃさん」が教えてくれた。
本当にありがたい。
永久保存版ですね。。よい記事。
— もじゃ王子 (@mojahitsuji1) 2021年1月16日
1000万円以上現金がある人は、国債を買うのがよいと思っています。おっしゃる通り、普通預金は1000万円までしか保証されず、でも銀行を分散するのも面倒だと思うので。個人国債は元本保証ですからねー。
貯金は生活防衛資金を入れて、それ以外はできるだけ投資へ
生活防衛資金(生活費の1~2年分くらい)を銀行口座に入れて、それ以外は投資に回してほしい
感覚的に理解するのが難しいけど、銀行口座に入れておいてもお金は増えない。
むしろ、価値はどんどん減っていく。
お金の価値が減っていく「インフレ」がよくわからなかったら、以下の動画を見てね。
第204回 【思い込み多発】知らないでは済まされない「インフレ率」に関する基本【初心者向け】【お金の勉強 初級編】
証券及び投資:インデックス投資を定年まで続け、その後4%で取り崩し
投資しないと持っているお金の価値はどんどん減る。
貯金していてもお金は増えない。
むしろ、インフレ分(物価上昇分、日本銀行は年2%を目標にしている)だけ、
お金の「価値」は目減りする。
注意しなきゃいけないのは、
「預金額」は変わらないのに、
「その預金の価値」が減っていくということ。
せっかくためたお金の価値を減らさないためには、
インフレ率以上に価値が上がる投資先にお金を投資しなくてはいけない。
投資リターン、簡単に言うと投資をした場合お金が増える順で並べると
1.最も高いのは株式
2.中程度なのは債券(会社の債券など)
3.最も低いのは預金
株式、債券以外の投資は難しかったり、手間がかかるのでここでは省略します。
株式投資で守るべき2つの点
株式投資をする際、守るべき点は以下の2つ。
長期かつ分散を図りながら投資を続けるには、インデックス投資がおススメ。
「インデックス投資」は、簡単に言うと市場全体を買う投資。
定額で毎月、できるだけ分散された銘柄を買いつづける。
暴落して含み損が出ても、暴騰して含み益が出ても、何が起きても投資を同じ形で続ける。
インデックス投資をすれば、大半のプロの投資家にも勝てる。
詳しくは「敗者のゲーム」を読んでほしい。
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定額積立の効果
具体的には、月5万円、年利3%で30年間運用出来たら、結果はこうなる。
・元本:1,800万円
・運用益:1,113万円
・元本+運用益合計:2,913万円
インデックス投資の威力が分かると思う。
金額の変更や利回りの変更は、
以下の楽天証券のホームページで簡単にできるので、やってみてほしい。
NISAの活用
国が用意してくれたNISAは絶対に活用してほしい。
非課税で運用させてくれる素晴らしい制度。
子どもがいるなら、子ども1人につきジュニアNISAも2023年までなら年80万円まで投資できる。
2021年からなら3年間投資できるので、最大で
3年間×80万円=240万円
を非課税で投資できる。
ジュニアNISAの終了後も、
子どもが20歳になるまでは
ぜひやってほしい。
大人は積立NISAがおススメ。
理由は、金融庁がぼったくり投資信託を排除してくれているから。
積立NISAは投資期間は20年間。
具体的な投資信託を選ぶときは、以下の基準に従って選んでほしい。
上記の3つの基準で選んだ時、以下の銘柄がおススメ。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 投資信託 | 楽天証券
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | マネックス証券
証券会社の分散
投資信託を買う証券会社も、銀行と同じように分散させてほしい。
できれば、1証券会社あたり1,000万円以下になるように。
理由は預金と同じで、顧客1人あたり1,000万円までしか保証されないから。
証券会社は会社の資産と顧客の資産は別で管理しているから、資産がなくなる危険性は低いのだけど、念のため。
野村証券のホームページが分かりやすかったので、
詳細はこちらを見てほしい。
老後の取り崩し方
定年か、働くのが大変になるまで積み上げたインデックス投資は、
積み立てた金額の4%を基準に毎年取り崩して、
生活の足しにしてほしい。
詳しくは以下の両学長の動画が分かりやすくておススメ。
インデックス投資(積立投資)のオススメ出口戦略! 〜「4%ルール」で資産を長持ちさせながら効率よく取り崩そう〜【マンガで解説】
民間の保険:死亡保険は掛け捨てのもの。それ以外も最低限に
民間の保険は基本的に不要。
それでも必要な保険は、
あとは入ってもよいのは、掛け捨ての死亡保険。
自分が死んだあと、生活が困るような人がいる場合のみ。
死亡保険、入ってなくてごめんね。
詳しくはこれも両学長の動画がおススメ。
第133回【5,000円以上は払いすぎ?】本当に必要なおすすめの保険3選【お金の勉強 初級編】
民間の医療保険については、生活費が1年~2年分あれば原則いらないと思ってる。
詳しくは下の記事に詳しく書いてあるので、
この記事を読んでもなお、必要と思うなら入ってほしい。
年金等:公的年金は老後の収入の柱
年金は破綻する、とか言われているけど、
国が運営する年金は最も頼れる老後の収入の一つ。
年金だけでは老後収入が足りなさそうなので、
インデックス投資の4%取り崩しがおススメ。
年金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)の運用成績は、
2001年度以降で累計75兆円、年率3%。
マスコミが何と言おうと、国の賢い人たちが運用してくれている年金を信じてほしい。
投資だから年によってはマイナスになることも当然ありうる。
その時に限って、マスコミが騒ぎ立てる。
長期運用にマイナスはつきもの。
気にせず、国の年金を信じてほしい。
投資先の構成もバランスが良く考えられていて、参考になる。
人的資本:自分自身が一番貴重な資本
人間、体が資本。
健康な体がないと、お金があっても生活も楽しくない。
頑張って働けば、月収で20万円はもらえると思う。
この金額を投資で得ようと思った場合、年利3%とすれば、必要な投資元本は
240万円×100/3=8,000万円
お金に換算しなくてもわかると思うけど、それだけ、体は大切。
子どものためにも大切にしてほしい。
最後に:読んでほしい本
本は過去の人たちの知識が詰まっている。
必ず、人生に役に立つ。
何か悩んだら、それを解決するのに役立つ本が必ず見つかる。
三冊だけ、読んでほしい本を書いておくね。
一冊目の「お金の大学」は、
生きていくうえで知っておいたら生活が楽になるお金の知識を教えてくれる。
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二冊目の「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」は、
日々の生活支出をいかに「最適化」して、年ごとに生活を楽にしてくれる
投資について教えてくれている。
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三冊目の「夢をかなえるゾウ」は、
単純に笑わせてくれるし、本を読む大切さを教えてくれる。
出てくるガネーシャという神様が曲者で、本当に笑える。
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これから、元気でいるうちはできるだけ頻繁に更新していきます。
あなたの人生に、幸あれ🌈