こんにちは、さすらいインコです。
公務員から転職し、ベンチャー企業で働いているサラリーマン。
本業のかたわら、ブログという事業を自分自身で育てられるかチャレンジ中です!
今日は大切な人、私の場合は妻に伝えたい、
お金に困らないために知ってほしい5つのことをまとめます。
基本的には、以下の2冊と、両学長の動画を参考に書いてます。
去年は救急に運ばれたりと、何度か命の危険を感じることがあり、私の奥さん向けに書きます。
あなたや、あなたの大切な人にも役立つことだと思うので記事にもしました。
奥さんには紙で渡したものの、URLとかグラフとかも入れたいので、ブログにまとめます。
元気なうちから、大切な人に伝えたいことをまとめておくのは大事よね。
あとは、リアルに奥さんに渡した紙を紛失されるのでは、という恐怖があるよ。
そうならないことを祈るわ…
・銀行:1,000万以下で、分散して貯金する
・証券及び投資:インデックス投資を定年まで続け、その後4%で取り崩し
・民間の保険:死亡保険は掛け捨てのもの。それ以外も最低限に
・年金等公的保険:公的年金は老後の収入の柱。健康保険が最強なので民間の医療保険は不要
・人的資本:自分自身が一番貴重な資本
・最愛の妻
・大切な家族がお金に困らないようにしたい方
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- 銀行預金:1,000万以下で、分散して貯金する
- 証券及び投資:インデックス投資を定年まで続け、その後4%で取り崩し
- 民間の保険:死亡保険は掛け捨てのものにして、それ以外は最低限に
- 年金等:公的年金は老後の収入の柱
- 人的資本:自分自身が一番貴重な資本
- 車:月3万円かかる金食い虫
- 最後に:読んでほしい本
- 更新記録
銀行預金:1,000万以下で、分散して貯金する
預け先は分散させて複数に
銀行に預ける金額はどんなに資産額が増えても、1銀行1,000万円までにしたほうが良いです。
理由は、利息が少しでもつく普通預金は、保護金額が1,000万円までだから。
万が一、銀行が倒産した時に1,000万円以上預金があると、1,000万円を超える部分は返ってこないことがあるんだね…
詳しくは金融機関が破綻した場合に預金を支払ってくれる、「預金保険機構」のホームページを見てください。
預け先の分散が面倒?国債を購入すれば権利は保護される
1,000万円以上の預け先を分散させるのが面倒なら国債を購入するのもよい選択肢です。
財務省の下のホームページでも、
振替国債の口座を開設している取扱機関が破綻したとしても、その権利は保護され、利子や償還金が受け取れなくなることはありません。口座は他の取扱機関へ移すことができます。
と明確に記載されていますからね。
これはTwitterで仲良くしてくれている、もじゃさんが教えてくれました。
本当にありがたい情報です。
永久保存版ですね。。よい記事。
— もじゃひつじ@データアナリスト勉強中 (@mojahitsuji1) 2021年1月16日
1000万円以上現金がある人は、国債を買うのがよいと思っています。おっしゃる通り、普通預金は1000万円までしか保証されず、でも銀行を分散するのも面倒だと思うので。個人国債は元本保証ですからねー。
貯金は生活防衛資金を入れて、それ以外はできるだけ投資へ
生活防衛資金(生活費の1~2年分くらい)を銀行口座に入れて、それ以外は投資に回したほうが良いです。
投資って怖いイメージがあるよね…
でも銀行口座に入れておいても、お金は増えないもんね…。
インフレによって、むしろ、お金の価値はどんどん減っていくんです。
お金の価値が減っていく「インフレ」がよくわからなかったら、以下の動画を見てみてください。
第204回 【思い込み多発】知らないでは済まされない「インフレ率」に関する基本【初心者向け】【お金の勉強 初級編】
証券及び投資:インデックス投資を定年まで続け、その後4%で取り崩し
投資しないで貯金や現金でお金を持っていると、お金の価値はどんどん減っていきます。
分かりやすいのが、両親が子供のころにはたった10円でいろんなお菓子が買えたんだよね!
いまは10円で買えるお菓子なんてわずかよね…
両親が子供のころの「10円」の価値と、今の「10円の価値」ってだいぶ違いますよね。
これが「お金の価値が減っていく」という分かりやすい例です。
むしろ、お金の価値が減少していく分(インフレ分、物価上昇分ともいう。日本銀行は年2%を目標にしている)だけ、お金の「価値」は目減りしていくんです。
注意しなきゃいけないのは、
「預金額」は変わらないのに、「その預金の価値」が減っていくということ。
せっかくためたお金の価値を減らさないためには、インフレ率以上にお金を増やしてくれる投資先にお金を投資しなくてはいけません。
投資のリターン(簡単に言うと投資をした場合お金が増える率)順で並べると、
1.最も高いのは株式
2.中程度なのは債券(会社の債券など)
3.最も低いのは預金
株式、債券以外の投資は難しかったり、手間がかかるのでここでは省略します。
株式投資で守るべき2つの点
株式投資をする際、守るべき点は以下の2つ。
長期かつ分散を図りながら投資を続けるには、インデックス投資がおススメ。
「インデックス投資」は、簡単に言うと市場全体を買う投資。
定額で毎月、できるだけ分散された銘柄を買いつづける。
暴落して含み損が出ても、暴騰して含み益が出ても、何が起きても投資を同じ形で続ける。この単純なことが、実はとても難しいんです。
インデックス投資をすれば、大半のプロの投資家にも勝てると言われています。
詳しくは「敗者のゲーム」を読めば分かってもらえるかと。
暴落時にはできれば、私が作った投資方針に沿ってさらに投資割合を増やしてほしいです。
1年分くらいの生活資金を除いた、余裕資金の範囲で投資してください。
定額積立の効果
定額積立ってどれくらいの効果があるんでしょうか?
ここでは具体的に、月5万円、年利3%で30年間運用できたら、結果はこうなります。
・元本:1,800万円
・運用益:1,113万円
・元本+運用益合計:2,913万円
この結果から、定額積立のインデックス投資の威力が分かると思います。
シミュレーションに使う金額の変更や利回りの変更は簡単にできます。
以下の楽天証券のホームページでササっとできるので、自分の今の状況に合わせてやってみてください。
NISAの活用
国が用意してくれたNISAは絶対に活用してほしいです。
2022年時点ではNISAには3つ種類があって、
・一般NISA(誰でも開設可能だが積立NISAとの併用不可)
・積立NISA(誰でも開設可能だが一般NISAとの併用不可))
・ジュニアNISA(19歳までの子供のみ)
本当だったら利益の20%を税金で取られてしまうのに、非課税で運用させてくれる素晴らしい制度。
子どもがいるなら、子ども1人につきジュニアNISAも2023年までなら年80万円まで投資できます。
(我が家は申し込み済み)
2022年からなら2年間投資できるので、最大で
2年間×80万円=160万円
を非課税で投資できますね。
ジュニアNISAの終了後も、子どもが20歳になるまでは非課税で株式や投資信託が保有できます。
ぜひ、投資は長い間続けてほしいです。
大人は積立NISAがおススメ。
理由は、金融庁がぼったくり投資信託を排除してくれているから。
積立NISAは投資期間は20年間もあります。
具体的な投資信託を選ぶときは、以下の基準に従って選んでください。
「そんなこと言われても、どの銘柄に投資していいかなんて分からない!」
っていう場合は、上記の3つの基準で選んだ以下の銘柄がおススメ。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 投資信託 | 楽天証券
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | マネックス証券
証券会社の分散
投資信託を買う証券会社も、銀行と同じように分散させることが必須です。
具体的には、1証券会社あたり1,000万円以下になるように分散させましょう。
理由は預金と同じで、顧客1人あたり1,000万円までしか保証されないから。
証券会社は会社の資産と顧客の資産は別で管理しているから、資産がなくなる危険性は低いです。
でも自分の大切な資産ですから、念には念を入れましょう。
証券会社で保有する資産の保護については、野村証券のホームページが分かりやすかったです。
詳細はこちらを見てみてください。
老後の取り崩し方
定年か、働くのが大変になるまで積み上げたインデックス投資。
積み立てた金額の4%を基準に毎年取り崩して、生活の足しにするようにしてほしいです。
資産の4%を毎年取り崩して、その範囲で生きていけば、資産は減らずに運用し続けられる可能性が高いんだよね。
「トリニティ・スタディ」っていうアメリカの研究結果をもとにしたデータよね。
詳しくは以下の両学長の動画が分かりやすくておススメ。
インデックス投資(積立投資)のオススメ出口戦略! 〜「4%ルール」で資産を長持ちさせながら効率よく取り崩そう〜【マンガで解説】
もし文章とグラフで勉強したい場合は、テンナインさんのこちらの記事がおススメ。
民間の保険:死亡保険は掛け捨てのものにして、それ以外は最低限に
民間の保険は基本的に不要です。
みんなが心配する病気の時には
・国の高額療養費制度
・貯金
で十分に対応可能。
それでも必要な保険は、
あとは入ってもよいのは、掛け捨ての死亡保険ぐらいですね。
自分が死んだあと、生活が困るような人がいる場合のみ。
詳しくはこれも両学長の動画がおススメ。
第133回【5,000円以上は払いすぎ?】本当に必要なおすすめの保険3選【お金の勉強 初級編】
民間の医療保険については、私は生活費が1年~2年分あれば原則いらないと思っています。
詳しくは下の記事に詳しく書いてあります。
この記事を読んでもなお、必要と思うなら入ってください。
ただ、その分だけ月々の生活が苦しくなることも忘れずに…
年金等:公的年金は老後の収入の柱
年金は破綻する、とか言われていますが、国が運営する年金は最も頼れる老後の収入の一つ。
テレビなどマスコミで不安が煽られるけど、国の年金システムは次の特徴を持つ、最強の「保険」なんです。
- 現役世代からの年金保険料を原資とするため、インフレに強い
- 物価が将来上がっても賃金も上がるから、年金もそれに応じて増える
- 若い世代、例えば1995年生まれの人ですら負担額の平均2.3倍を受け取れる
- 万が一の年金積立金の運用も順調
年金について不安があるなら、この記事を読んでいただければ。
不安や感情ではなく、数字をもとに冷静に私たちの年金制度が理解できます。
ちなみに、年金を運用しているのは「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)。
GPIFの運用成績は、2001年度以降で累計75兆円、年率3%。
投資家としても、ぜひ真似してほしい投資スタイル。
素晴らしいデータと成績。
— さすらいインコ@30代で公務員から民間へ転職 (@sasuraiinko) 2021年5月22日
✅10年間の運用→
100万円の投資元本を割り込んだことはない
✅1年ごとにみると大きな利益が出た年と、大きな損失が出た年がある
ついつい短期で売買したくなりがち。
ですが、安定して資産を増やしたいなら、ぜひ真似したい投資スタイル。#GPIF#投資 https://t.co/Wor0ZNMHVU
マスコミが何と言おうと、国の賢い人たちが設計し、運用してくれている年金が頼りになるのは間違いありません。
投資なんだから、年によってはマイナスになることも当然なんだけどね…
そういう時に限って、マスコミが騒ぎ立てるのよね…。
長期運用にマイナスはつきもの。
気にせず、国の年金を信じてほしいです。
投資先の構成もバランスが良く考えられていて、参考になります。
30代、40代の時に真似するには債券の割合が高すぎますが、投資先の割合などはとっても勉強になります。
もし年金だけでは老後の楽しみには足りなそうなら、さっき紹介したインデックス投資の4%取り崩しがおススメ。
専業主婦の旦那さんが亡くなった場合、公的な年金が生涯で5,000万円~7,000万円くらいもらえるはずです。
もらえる公的年金の具体的な金額は、
さらに詳しくは試算した記事があるので、こちらを見てください。
人的資本:自分自身が一番貴重な資本
人間、体が資本。
健康な体がないと、お金があっても生活も楽しくありません。
専業主婦だったとしても、一旦外で働きはじめれば、月収で20万円はもらえると思います。
この金額を投資の配当で得ようと思った場合、年利3%とすれば、必要な投資元本は
240万円×100/3=8,000万円
お金に換算しなくてもわかると思いますが、それだけ、体は大切です。
子どものためにも、大切にしてください。
車:月3万円かかる金食い虫
車の維持費は思った以上にかかります。
ざっと考えただけで、
- ガソリン代:3,000円/月
- 駐車場代:5,000円/月
- 税金&車検:10,000円/月
- 車の購入費用:10,000円/月
月3万円くらいかかります。
その価値があるかどうか、考えながら車を持ってほしい。
タクシーや電車、バスを使えば十分移動はできます。
「それでも車を持ちたい!」と思うようであれば、軽自動車に変えて車の税金を安くするのも手。
車検の費用も見積もりをするだけでだいぶ安く上げられます。
安くする方法はこちらの記事にまとめているので、2年に1回の車検のたびに、記事を読み返してできるだけ安く済ませてください。
最後に:読んでほしい本
本は過去の人たちの知識が詰まっています。
何か悩んだら、それを解決するのに役立つ本が必ず見つかります。
3冊だけ、読んでほしい本を書きます。
1冊目の「お金の大学」は、
生きていくうえで知っておいたら生活が楽になるお金の知識を教えてくれます。
まさに一家に一冊の本。
2冊目は「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」。
日々の生活支出をいかに「最適化」して、年ごとに生活を楽にしてくれる投資について教えてくれています。
私の大好きな穂高唯希さんの本です。
3冊目の「夢をかなえるゾウ」。
単純に笑わせてくれるし、本を読む大切さを教えてくれます。
出てくるガネーシャという神様がダメダメで、本当に笑えます。
これから、元気でいるうちはできるだけ頻繁に更新していきます。
あなたの人生に、幸あれ🌈
更新記録
※2022/03/04 23:11更新(老後の年金に関する記事を追加)
※2022/02/10 21:26更新(年金に関する記載を追加)
※2021/11/07 22:19更新(「車:月3万円かかる金食い虫」を追加)
※2021/09/16 10:59更新(暴落時の投資方法を追加)
※2021/08/24 21:59更新(公的年金の記事を追加)