こんにちは、さすらいインコです。
キャリア公務員という身分を捨ててベンチャーに転職。
本業のかたわら、ブログという事業を自分自身で育てられるかチャレンジ中です!
突然ですが、あなたはいくらの生命保険に入っていますか?
不安だからとりあえず3,000万円くらいかな…
いくら必要になるか分からないから、どうしても大きい金額かけちゃうのよね…
私自身、自分が死んだときにかける生命保険の金額を計算するとき、
・いつ
・いくら
遺族年金がもらえるか分からず、掛け金を決められませんでした。
今回、自分なりに調べたので、ブログにまとめておきたいと思います。
これから生命保険に入ろうとしている方の参考になれば嬉しいです。
また、なにぶんシロウトが計算してます。
もし遺族年金や老齢年金について間違いを見つけられた方がいれば、教えてもらえると大変ありがたいです。
- 生命保険にどれくらい入ればよいか迷っている人
- 専業主婦と子供の世帯の人
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専業主婦家庭で夫が死亡した時の年金額
専業主婦家庭で夫が死亡した時の年金額を試算してみました。
試算の条件は、
- 夫は36才で死亡。勤続14年
- 夫の死亡時、妻は専業主婦で38才
- 子どもは1人で、9才
- 老齢基礎年金は65歳から受取開始
- 妻は100才で死亡
で計算します。
夫の死亡時からもらえる公的年金の年額(万円)
年 |
①遺族基礎 年金 |
②遺族厚生 年金 |
③老齢年金 |
④年金額 合計 |
(単位:万円) 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2022~2032 | 100.6 | 38.4 | 0 | 139.0 | 子どもが18才になるまで |
2033~2049 | 0 | 96.7 | 0 | 96.7 | 妻が65歳までの間 |
2050~2084 | 0 | 38.4 | 78.1 | 116.5 | 妻が100歳までの間 |
出典もとは日本年金機構のHPとリベ大の両学長のこちらの動画。
年金の構造は少し複雑で、
①遺族基礎年金
②遺族厚生年金
③老齢基礎年金
それぞれに分かれていますので、それぞれ詳しく書いていきますね。
①遺族基礎年金
遺族基礎年金の金額は簡単に試算できます。
日本年金機構のHPからその計算方法を抜粋すると、
780,900円+子の加算
子の加算 第1子・第2子 各 224,700円
第3子以降 各 74,900円
となります。
私の場合、子供は一人なので遺族基礎年金の年額は、
780,900円+224,700円(※子供1人あたりの加算額)=1,005,600円
となりますね。
お子さんが2人の方は※を2倍、3人の方は※を3倍にすれば簡単に計算できますね。
なお、遺族基礎年金は
・お子さんがいない方
・子どもがいても子どもが18歳を超えている場合
には支給されないので、要注意です。
②遺族厚生年金
遺族厚生年金は、厚生年金の加入者(会社員や公務員)が亡くなった場合にもらえる年金です。
遺族厚生年金の算出方法は非常に複雑らしいので、両学長の動画にあった魔法の数式を使って算出。
平均年収×勤続年数×0.005481×3/4
※1 勤続年数は25年未満の場合、25年で産出される
※2 "0.005481"は魔法の数字なのでそのまま覚える
この数式に私の例(年収374万円)を当てはめると、
374万円(額面)×25×0.005481×3/4=38.4万円
となります。
ちなみに、遺族厚生年金には「中高齢寡婦加算」という制度があります。
簡単に言うと、残された妻が40歳~65歳までの間、年金が約58万円増えるんですよね。
全労災協会の説明が分かりやすかったので、引用します。
中高齢寡婦加算は妻が40歳から65歳になるまでの間、支給されますが、遺族基礎年金が支給されている間は支給停止になります。
中高齢寡婦加算の額は満額の遺族基礎年金の額の4分の3相当額ですので、年額586,300円(令和2年度価額)です。
ただし、「遺族基礎年金」とこの「中高齢寡婦加算」は同時に受給することができません。
遺族基礎年金が終了してから「中高齢寡婦加算」を受け取れるようになるらしいです。
③老齢基礎年金
老齢基礎年金は一般の人が思い浮かべる「年金」のイメージそのもの。
年齢がある程度に達すればもらえる金額で、2021年時点では
・支給開始は65歳から
・年額は780,900円
となっています。
(出典:くらしすと)
「年金」って一般的に言えば、この「老齢基礎年金」のことだね。
亡くなるまでもらえるお金なので、頼もしいね。
専業主婦家庭で夫が死んだときの年金額まとめ
妻が38歳の専業主婦家庭で、夫が36歳で死亡した場合にもらえる金額はこちら。
夫の死亡からもらえる公的年金の年額(単位:万円)
年 |
①遺族基礎 年金 |
②遺族厚生 年金 |
③老齢年金 |
④年金額 合計 |
(単位:万円) 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2022~2032 | 100.6 | 38.4 | 0 | 139.0 | 子どもが18才になるまで |
2033~2049 | 0 | 96.7 | 0 | 96.7 | 妻が65歳までの間 |
2050~2084 | 0 | 38.4 | 78.1 | 116.5 | 妻が100歳までの間 |
思ったより年金がもらえると思ったのではないでしょうか?
これでやっともらえる金額のイメージがついた!
奥さんも月10万円くらい稼げれば、生活に困ることはなさそうね。
仮に妻が100歳まで生きるとしたら、それまでに
2022年~2032年:139万円×11年=1,529万円
2033年~2049年:96.7万円×17年=1,644万円
2050年~2084年:116.5万円×35年=4,078万円
合計:7,251万円
上記はあくまで試算です。
老齢年金は受給開始年齢がさらに遅くなることもあり得ますが、現時点で国からもらえそうな金額も踏まえて、生命保険に入りたいですね。
それでは、今日も素敵な一日を🌈