こんにちは、さすらいインコです。
30代半ばで公務員から転職し、ベンチャー企業で働き始めて4年目のサラリーマンです。
公務員を辞めたいあなたの背中を押したい。公務員を辞めても生きていける。
そんな気持ちで記事を書いています。
「転職したいけど、退職時期が年度末じゃないと職場に迷惑かかる……」
「年度末に退職するためには、1月くらいに内定をもらえばよいのかな?」
こんなふうに、今の職場への配慮をしすぎて、年度途中では辞められないと思っていませんか?
年度途中で退職した人は見たことない……
そもそも辞める人も少ないもんね……
私も公務員からの転職活動時、年度末で退職できるような時期に転職活動を開始。
内定獲得後、年度末退職を希望しました。が結局、年度途中での退職となってしまいました……
年度途中で公務員から民間へ転職した私から、この記事では次の点を書いていきます。
・年度途中でも退職できる
・年度末での退職&転職を実現させるのは難しい
・最終面接前に、何日前までに退職希望を伝えればよいかチェック
・退職は内定が出たらすぐに
・伝えるのは直属の上司から
「できるだけ職場に迷惑をかけないように……」と年度末での退職を狙っている公務員のあなたに、ぜひ読んでいただきたいです。
\業界最大級非公開求人10万件以上/
・年度末での退職を希望している人
・まだ転職活動を始めていない人
※このサイトでは提携しているアフィリエイト広告を掲載しています
\業界最大級非公開求人10万件以上/
年度途中でも退職できる
公務員であっても、年度途中での退職は可能です。
実際に私は5月末で退職していますし、元同僚も年度途中で転職しています。
「年度末じゃないと後任がつかないのでは……?」
と思っていましたが、私は退職時に多忙なポストについていたため、後任が無事つきました。
年度途中でも、そのポストの優先度が高ければ後任がつくんだね
年度末の退職でも他のポストのほうが多忙なら、後任がつかないこともありそうね……
公務員から民間への転職に限らず、応募して内定を取れるのは約5%と難しいのが現実(出典:マイナビ転職)。
さらに退職日(入社日)を年度末に合わせるのはもっと難しいですよね。
初めての転職だと数ヶ月、長い人だと1年以上かかる人もいるよね
年齢が上がるほど、採用企業側としては雇用しづらくなるから、内定をもらうまで時間がかかるよね……
若いほど吸収力が高いので、新しい仕事についていける確率は高いのが一般的。30代としては悔しいですが、年齢が上がるとついてこれるのか、企業側から不安視されてしまうんですね。
また、運良く内定がもらえたとしても、退職交渉が長引いて私のように数ヶ月かかる場合もあります。
私は1月上旬に内定を獲得し、3月末退職希望でしたが、結局退職できたのは5月末でした。
年度末退職を狙っても、退職交渉が長引けば年度末に退職できないってことね
私のように30代で公務員から民間への転職活動をする場合、20代の方と比べて内定獲得までの道は厳しいもの。
今の職場のことを心配するよりも、自分が希望する企業から内定を得ることが大事なはずです。すぐに転職活動を始めて、入社日は転職先の企業に任せましょう。
\業界最大級非公開求人10万件以上/
完全無料!
内定先企業を優先して入社日を決める
入社日は内定先企業の希望に合わせるのが基本
入社日は内定先の希望に合わせるのが基本。今の職場は最低限のルールさえ守って、入社日は内定先の企業に合わせるべきです。
内定から入社日までの期間は早いところだと内定が出てから1ヶ月のところもあるよね
あなたのキャリアにとって大切なのは、今の職場より次の職場。今の職場の状況も踏まえつつ、最優先は内定先の企業の都合です。
今の職場の繁忙期を避けたり、人事異動のタイミングを優先して、半年後の入社を希望した結果、内定が一つももらえない……なんてこともありえます。
あまりにも先の入社希望日を伝えると、人がすぐ欲しい企業の場合はマイナス評価につながります。
とはいっても
- 退職交渉
- 引き継ぎ
- 有給消化
などを考えると1ヶ月から2ヶ月かかるのが一般的ですよね。(出典:リクルートエージェント)
内定先の希望を最優先に、スムーズな引き継ぎのためにも、可能であれば2ヶ月以上先に入社日を設定するのが無難。無理のない範囲で、内定先企業と交渉してみましょう。
現在の職場のルールでいつ退職できるのかチェック
公務員が退職を希望する何日前に退職願を提出すればよいかは、勤めている省庁、自治体によって異なります。
最終面接では
「いつから当社で働けますか?」
と聞かれることは確実なので、職場の服務規定を確認しておきましょう。
私自身の体験や、周りで自治体を辞めていった友人から聞く限り、だいたい1ヶ月のところが多そうです。
ネットでも服務規程に関してゃあまり情報が落ちてないのですが、愛知県稲沢市の例だと退職希望日の30日前のようです。(稲沢市HP)
退職を伝えるべき時期と順番
退職は内定もらったらすぐに伝える
内定をもらったあと、転職する意志を固めたらすぐに直属の上司に伝えましょう。
「退職を伝えたあと気まずい思いをするから、直前まで言わなくて良い」
という意見もありますが、私は早ければ早いほどよいと思っています。
その理由としては
- 後任がつく可能性が高まる
- 「なぜ内定をすぐ伝えなかったのか」と後でモメる
からです。
ただし、内定を貰う前に「転職したい」と伝えるのはデメリットしかないです。
人が減るのは人事や上司としてはなんとしても避けたいもの。
転職を断念させる面談を連続で入れられたり、最悪の場合、転職活動がしづらい場所への転勤や、激務部署への異動もありうるからです。
転職活動を始めたとしてもなかなか内定が決まらず、数ヶ月、1年以上かかってしまう人もいます。
今の職場の人事からしても、辞めそうな人ほど動かしづらい人はいません。
私が人事の立場だったら「辞めるの決まってから言ってくれよ……」と思ってしまいますね。
直属の上司に最初に伝えよう
退職の意志を伝えるのは直属の上司からが基本です。それから徐々にレベルを上げていき、人事担当者まで伝わればOKです。
上司によっては、次に伝えるべき者を調べて、自分のかわりに伝えてくれることもあります。
退職交渉でモメまくった上司ですが、私を毎日個室に呼びつけて強すぎる「遺留」をしている間にも、然るべきルートで退職を伝えてくれていたことがあとから分かりました。
遺留の仕方が乱暴すぎる上司だったけど、きちんと上に伝えてくれていたことは感謝だね
ちなみに、退職でできるだけモメない方法、具体的な退職の手続きについては「【国家公務員の辞め方】転職活動開始から退職までの手続き」でご紹介しています。
公務員の辞め方が分からない方の参考になれば幸いです。
【まとめ】辞める職場の心配をするのはやめよう
年度途中で退職できるか悩んでいるあなたに伝えたいことをまとめると、
- 年度途中でも辞められる
- 最終面接の前に職場の服務規定をチェックし、それ以後で入社日を設定してもらう
- 退職を伝えるのは内定をもらった後すぐに直属の上司に伝える
- あなたが抜けた後の職場の心配はしない
この4つです。
特に公務員の方は真面目な方が多いので、あなたの退職後、同僚へ負担が増えるのでは、業務が回らなくなるのでは……という不安を持つ人も多いですよね。
ですが結論、あなたが1人いなくなるくらいで業務が回らなくなる職場はありません。どうしても不安な場合は私自身の経験をまとめた「【体験談】国家公務員を辞めたい?課長で辞めた私から伝えたいこと」 を読んでみてください。
意外にあなたや私がいなくなったとしても、公務員という組織は問題なく動くものですよ。
職場の体制を心配するべきなのは人事担当者や職場の偉い人。
イチ職員が心配してもできることはありません。
職場の体制よりも、心配すべきはあなたの人生やキャリアです。
転職サイトへの登録なら20分もあれば終わります。
平日の夜、土日の空き時間に動けるかどうかで転職できるかが決まります。
転職できるのは優秀な人ではなく、行動した人だけです。
あなたの人生が転職によって楽しいものになりますように。
それでは、また。
\業界最大級非公開求人10万件以上/